シンガポール旅行記2025インデックス~旅程決定・航空便選択の経緯と旅の概要

2025年の春、シンガポールを一人旅してきました。シンガポール行きを決めた経緯や旅の概要を説明します。

シンガポール旅行記2025インデックス

2025年の4月末から5月頭にかけて、シンガポールを一人旅してきました。これで2年連続6度目(何だか甲子園常連校みたいだ…)の訪問となります。例によって長大な旅行記となりそうですので、本ページにインデックスをまとめたいと思います。

ちなみに、2024年に作成した旅行記&シンガポール訪問のTipsは以下の通りです。Tipsに書いた情報は2025年時点でもほぼ変わっていませんでした。

シンガポール再訪の経緯

以下、2024年に訪問したばかりのシンガポールをあえて再訪することにした経緯を述べたいと思います。(ほぼ個人的な話になるので興味のない方は読み飛ばしてください。)

2025年4月末、数日休みが取れることになったので海外に行こうと思い立ちました。個人的にはニューヨークに一度は行ってみたいのですが、アメリカはちょっと前に行ったばかりですし、あんまり予算もないので今回の行き先はアジアに絞りました。とりあえず思いついたのは、

  • 韓国:GTX-Aの延伸開業に乗る、KTXの新型車両(青龍)やムグンファ号に乗りまくり釜山など遠方に足を延ばす
  • 台湾:鉄道で台湾一周してみる、台湾新幹線に乗る、九分や十分に行く、台鉄弁当を食べる
  • 香港・マカオ:2階建てバスに乗る、ビクトリア・ハーバーを眺める、マカオのカジノホテルに泊まる
  • シンガポール:過去の旅行で行けてないところを巡る、MRTを乗りつぶす、マレーシアへの国際列車に乗る

といったところで、最後まで悩みに悩みました。台湾は面白そうなのですが、相変わらず地震が頻発していて(筆者は阪神大震災で被災して以来、地震が大の苦手なので)却下。香港は香港エクスプレスで安く行けるのですが、機材がエアバスA320など単通路機ばかりで遠く香港まで乗るのはしんどそうなのと、5月頭は中国本土がメーデーの祝日で宿がやたら高いので断念しました。

韓国は、去年安く乗れたジップエア・エアージャパンが今年はやや高くて(2万円台後半だったか)、もう少し頑張ればシンガポールに行けてしまうことが判明。韓国のLCCは今年あんなことがあったばかりなのでさすがに乗る気になれず、結局やや消去法的にシンガポールに行ってみることにしました。

アジア圏はほとんど行ったことがないのにシンガポールばかり5回も6回も行くのはバランスを欠く気もしましたが、やはりシンガポールは治安や衛生面が日本並みで旅しやすいのと、去年乗ったジップエア・エアージャパン(のボーイング787)が快適で、今度はもうちょっと長距離を乗ってみたいと思ったのが決め手となりました。

あと、本サイトの旅行記の中でもシンガポールに関するものは圧倒的にアクセス数が多く、旅行記でアクセス数を稼げるのではないかという邪な気持ちもちょっとありました。(おそらく韓国の方がニーズ自体は多いはずですが、他のサイトが充実しているためかアクセス数はそこまでではなく、ラスベガスはそもそも行く人が少なすぎて全然検索されない状況でした…)

シンガポールへのフライト選び

上記の経緯もあって、シンガポールへの往復はジップエア・エアージャパンを使うことは自ずと決まりました。ジップエア・エアージャパンはいずれも行きは成田夕方発・チャンギ深夜着、帰りはチャンギ深夜発・成田翌朝発となっています。ジップエアの方が成田発・チャンギ発ともに1時間ほど早いので、現地での滞在時間を少しでも長くとるという観点で行きはジップエア、帰りはエアージャパンとしました。(その方が値段も安かったし)

今回はゴールデンウィークに近い日程だったので航空券は普段よりややお高めでしたが、ジップエア・エアージャパンともに普段は片道2万円台でシンガポールに行けるようです。そんな値段で遠くシンガポールまで、しかも日系の航空会社で行けてしまうとは、すごい時代になったなと思います。

なお、行きにシンガポール航空系のLCCであるスクートを使うという手もあったのですが、成田発が朝8時15分と早く、筆者の家からだと始発に乗っても搭乗締め切りに間に合わないので諦めました(成田に前泊する手もあるがそれはそれで金がかかるし)。これに乗れれば昼過ぎにチャンギ空港に着け、夜のマリーナベイサンズに行ったりもできたのですが。

ちなみにスクートは朝以外にも2便ほど成田~シンガポール便がありますが、これは台北やバンコク経由便で時間が掛かるうえ、途中強制的に降機させられるそうなのでお勧めはできません。

現地で何をするか?

今回、シンガポールには実質丸3日滞在しましたが、基本的にはこれまで行ったことのない観光地や名所巡りをすることにしました。シンガポールは国土が狭いので(東京23区とほぼ同じ)、これまで5回も行ってるのに未訪問の名所があるというのもおかしな話ですが、過去の訪問時は連れがいたのでなかなか自由に動き回れなかったのです。

旅行をしていると「この路地に入ってみたい」とか「この施設をもうちょっとゆっくり眺めてみたい」とか思うことがよくあるのですが、団体行動だとどうしても気兼ねしてしまうんですよね… その点、一人旅だと気兼ねせず好きな所に思う存分行けるので、筆者が自発的に行く旅行では家族や知人を誘ったりはせず、ほぼ毎回一人旅スタイルを貫いています。

「一人旅」というと日本では得てして変人扱いされがちですが、自分一人の力で行程を組み道を調べ、ホテルや交通機関の予約までやるからこそ旅のスキルも上がるし、記憶に残る旅ができると思うんですよね。団体旅行だと同行者の都合に合わせなければならないし、同行者との会話に意識が行ってしまうので(それはそれで楽しいけれども)、団体旅行と一人旅は別物と個人的には思っております。

…と話が脱線してしまいましたが、シンガポールは過去何度も来ているので観光だけで3日は持たなさそうですし、高温多湿の南国なので一日中歩き回るとばててしまう可能性が高いです。そこで、途中の休憩を兼ねてシンガポールの鉄道、具体的にはMRT(地下鉄), LRT(新交通のようなもの)と、隣国マレーシアのジョホールバルへの国際列車を乗りつぶすことにしました。

もっとも、MRTは大半が地下区間ですし、地上区間も見えるのはHDB(国が運営する公営住宅)ばかりなので、そんなに面白いものではありませんでした。エアコンも効いているので休憩場所としてはよかったですけど、純粋な乗り鉄としては正直あまり面白くはないので、お勧めはできないかも…

このように今一つ軸がないというか、まとまりのない旅になってしまった観もありますが、ひとまず時系列順に旅行記を書いていきたいと思います。

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