「多摩線開業50周年記念かさねおしスタンプラリー」参加&多摩モノレール全駅巡り首都圏1100駅訪問達成!

小田急多摩線開業50周年を記念した「かさねおしスタンプラリー」に参加するとともに、京王・多摩モノレール・東武東上線など多摩・埼玉南部の駅を訪問しました。

首都圏の訪問駅数1000を目指して

東京23区内
武蔵野線内
横浜・川崎市内

昨年から、首都圏の特定のエリア内の駅を残さず訪問するという活動に取り組んでいて、これまで900駅超を訪問してきました。何とか大台の1000駅を達成すべく、訪問対象のエリアを西側に大きく拡大することにしました。

具体的には、京急逗子線、(海を挟んで)相模線、横浜線(橋本~八王子)、八高・川越線、京浜東北線(大宮~南浦和)のラインに囲まれたエリアまで拡大しました。ただし、相模線と八高・川越線(八王子~川越)は本数が少なく、巡るのが大変なので割愛しました。

過去に訪問したエリアも含めると、訪問対象のエリアは以下の地図の通りです。八王子市・相模原市・町田市・多摩市・所沢市・川越市などの駅を新たに追加しました。

© OpenStreetMap contributors

追加で訪問対象とした駅の一覧は以下の通りです。西武線小田急線東急線、埼京線、横浜線は以前全駅のスタンプを集めましたし、相鉄線も訪問済みだったため、新規で訪問の必要がある駅はそこまで多くありません。

路線名駅名
JR
駅数:46
茅ケ崎 辻堂 大船 藤沢 鎌倉 北鎌倉 逗子
成瀬 町田 古淵 淵野辺 矢部 相模原 橋本
相原 八王子みなみ野 片倉 八王子
豊田 日野 立川 国立 西立川 東中神 中神 昭島
拝島 西国立 矢川 谷保 西府 分倍河原 浦和
北浦和 与野 さいたま新都心 大宮 中浦和 南与野
与野本町 北与野 日進 西大宮 指扇 南古谷 川越
横浜市営地下鉄
駅数:1
湘南台
江ノ島電鉄
駅数:15
藤沢 石上 柳小路 鵠沼 湘南海岸公園 江ノ島
腰越 鎌倉高校前 七里ヶ浜 稲村ヶ崎 極楽寺
長谷 由比ヶ浜 和田塚 鎌倉
湘南モノレール
駅数:8
大船 富士見町 湘南町屋 湘南深沢 西鎌倉
片瀬山 目白山下 湘南江の島
相鉄
駅数:5
大和 相模大塚 さがみ野 かしわ台 海老名
京急
駅数:2
神武寺 逗子・葉山
東急
駅数:5
つくし野 すずかけ台 南町田グランベリーパーク
つきみ野 中央林間
小田急
駅数:28
鶴川 玉川学園前 町田 相模大野 小田急相模原
相武台前 座間 海老名 厚木 東林間 中央林間
南林間 鶴間 大和 桜ヶ丘 高座渋谷 長後 湘南台
六会日大前 善行 藤沢本町 藤沢 本鵠沼 鵠沼海岸
片瀬江ノ島 小田急永山 小田急多摩センター 唐木田
京王
駅数:19
分倍河原 中河原 聖蹟桜ヶ丘 百草園 高幡不動
南平 平山城址公園 長沼 北野 京王八王子
多摩動物公園 京王よみうりランド 稲城 京王永山
京王多摩センター 京王堀之内 南大沢 多摩境 橋本
多摩モノレール
駅数:19
上北台 桜街道 玉川上水 砂川七番 泉体育館 立飛
高松 立川北 立川南 柴崎体育館 甲州街道 万願寺
高幡不動 程久保 多摩動物公園 中央大学・明星大学
大塚・帝京大学 松が谷 多摩センター
東武
駅数:9
志木 柳瀬川 みずほ台 鶴瀬 ふじみ野 上福岡
新河岸 川越 川越市
西武
駅数:35
所沢 西所沢 小手指 狭山ヶ丘 武蔵藤沢
稲荷山公園 入間市 仏子 元加治 飯能 東飯能
下山口 西武球場前 久米川 東村山 航空公園
新所沢 入曽 狭山市 新狭山 南大塚 本川越
小川 東大和市 玉川上水 武蔵砂川 西武立川
拝島 八坂 武蔵大和 多摩湖 恋ヶ窪 鷹の台
西武園 西武園ゆうえんち
合計192駅

以前に記事にした湘南エリアに続き、今回は多摩・埼玉南部の駅を訪問してきました。

「多摩線開業50周年記念かさねおしスタンプラリー」に参加

ところで、小田急多摩線がこのたび50周年を迎え(小田急の中では比較的新しい路線というイメージが強く、開業から50年も経っているとは意外でした)、記念のスタンプラリーが行われました。小田急は既に全駅訪問済みなのですが、京王・多摩モノレールの駅を巡るついでに参加してきました。

小田急多摩センター駅にて撮影

という訳で、多摩線の終点・唐木田駅に一年ぶりにやってきました。駅の外にスタンプ台が設けられ、スタンプと台紙が置かれているので、台紙をもらってスタンプを押します。特徴的な駅天井のステンドグラスをモチーフにした通常の駅スタンプもついでにゲットしました(前回来たときは駅スタンプを用いたラリー開催中だったので、インクが薄かった)。

その後、多摩センター駅と永山駅を巡りますが、今回は小田急のフリーきっぷを買っていなかったので、この区間は京王を利用します。10分おきの小田急の各停を待つより時間が稼げますし、京王の駅訪問数も稼げました。

京王の駅改札口には、手の込んだ手書きイラストとともに「小田急多摩線開業50周年おめでとうございます」のメッセージか書かれた看板がありました。ちなみに、50年前の1974年時点では小田急は新百合ヶ丘~永山間のみ開業しており、多摩センターに乗り入れたのは京王より一年遅い1975年でした。

その後は多摩線の各駅を淡々と巡ります。急行の停車する栗平以外は商業施設も少なく、静かな駅が多いですね。そういえば多摩線には、駅名表記が太字の古いフォーマットの駅名標がまだ残っていました(五月台駅のものが現行フォーマット)。小田急の他の路線ではあまり見たことがなく、かなり貴重だと思われます。

最後は新百合ヶ丘駅でスタンプを押し、絵柄が完成…したのですが、結構ズレてしまっています。駅名の上のマークのようなものは本来きちんと揃うはずなのですが、何かコツがあるのでしょうか?ともあれ完走はしたので、記念品のコースターをもらいます。1974年の開業時は随分レトロな車両が使われていたんですね。

京王&多摩モノレール全駅巡り

次に、一日乗車券を使って京王の未訪問駅である分倍河原~京王八王子間と、京王よみうりランド~橋本間(若葉台は訪問済み)を巡ります。といってもあまり珍しい駅はなく、JR南武線と共用の分倍河原駅で、改札を出るはずがJRとの乗り換え改札を通ってしまった(駅員さんに履歴を取り消してもらってどうにかなった)ぐらいしか記憶にありません。あと、デパート直結の聖蹟桜ヶ丘駅も印象的でした。

ところで、相模原線の終点の1つ手前、多摩境駅は意外にも町田市に属しています。町田市は非常に細長い市で、北から順に横浜線相原、京王線多摩境、小田急線鶴川・玉川学園前・町田、横浜線成瀬、東急線つくし野・すずかけ台・南町田グランベリーパークと4路線にまたがっています。これらの駅も今回ようやく全て訪問できました。

多摩センターまで戻って、今度は多摩モノレールに乗車します。多摩モノレールはモノレールとしては珍しい山岳トンネルがあったり、多摩川を長大な橋で超える区間があったりします。また、東京モノレールと同じく運転台の後ろが「かぶりつき席」になっているので、空いていれば前面展望を楽しめます。

ただ、駅の造りはどこも似たり寄ったりで、特徴ある駅はそれほど多くありません。ちょっと珍しいのは、2つの大学名を併記した「中央大学・明星大学」という駅でしょうか。ここは本当に駅の両側が大学になっていて、駅から通路で直結しています。昔と違って最近は大学もセキュリティが厳しいらしく、学生証などのパスがないと中に入れないようでした。

多摩動物公園駅はモノレールだけではなく京王の駅もあるので、ついでに訪問してきました。駅のすぐ横には京王れーるランドがあるのですが、しばらく来ないうちに拡張され、新たに7000系や8000系が展示されていました。もっとも、ここは全体的にお子様連れがメインターゲットなので、なかなか大人一人では行きづらい雰囲気もありますが…

多摩センターから立川までは割と近年に一度乗ったのですが、立川から上北台までは20年近く前に一度乗って以降来たことがありませんでした。立飛駅の横にららぽーとなどができているのに驚きつつ、終点の上北台駅に到着です。線路は駅のすぐ先であっさり途切れていました。

ところで、多摩モノレールの駅名標には各駅の名所のイラストが描かれており、観察してみるとなかなか興味深いです。あと、上下の帯は駅ごとに少しづつ色が違っていて、多摩センター駅はオレンジだったのが上北台駅は緑色に変わっていました。1駅ごとの色の変化は僅かなので、帰ってきてから写真を整理するまで全然気づきませんでした。

埼玉南部の未訪問駅を巡る

後日、中央線や南武線、青梅線の未訪問駅を巡った後、武蔵野線で北朝霞駅に出ました。ここから朝霞台駅に移動し、東武東上線の川越市までの各駅を訪問します。この路線も特徴ある駅はそんなにありませんが、志木・みずほ台・ふじみ野あたりの駅前はなかなか賑やかでした。

電車でただ通り抜けるだけでは、各駅の雰囲気や路線内でのヒエラルキーまではなかなか把握しづらいので、1つ1つ降りてみることで各路線への理解も深まる気がします。

途中の鶴瀬駅には、「ようこそ ららぽーと富士見に近い駅へ」の表示が。東上線沿線には全くもって縁がなく、このエリアでの「ららぽーと」の立ち位置は今一つ分かりませんが、わざわざアピールするほど重要なスポットなのでしょう。ちなみに、駅から「ららぽーと」までは1.5kmほど離れていて、徒歩だと20分以上かかる模様。

川越で川越線に乗り換え、今度は大宮までの各駅を巡ります。南古谷駅には、国鉄時代を思わせる古い駅名標が健在でした。一方、指扇・西大宮・日進の各駅はほぼ同時期に駅舎が建て替わったようで、駅の造りがどこも非常によく似ています。

イベント開催のため賑わうさいたま新都心駅と、与野・北浦和の各駅を巡って、すべての駅を巡り終えました。駅名標の写真とエキタグの収集状況は以下の通りです。

これで、訪問駅数は大台の1000を大きく超えて1100駅に達しました。ここから数字を延ばすのはしんどそうですが(残っているのが住宅街や、列車本数の少ない駅ばかりなので)、機会があれば訪問駅を増やしたいと思います。

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