2005/5/2
2005年の夏はレンタカーを使い、鉄道とは関係ない観光旅行をした。 別府、由布院を経由して阿蘇まで来た時に、豊肥本線のいくつかの駅に立ち寄った。
内牧~立野~藤崎宮前
阿蘇カルデラの外縁にある大観峰の展望台からカルデラ内部に降りて、
熊本方面に向かう国道57号線に出る途中、豊肥本線の内牧駅に立ち寄った。
内牧温泉の最寄り駅ではあるがあまり観光地っぽくはなく、ごく普通の駅だった。
更に国道を西へ向かい、3段スイッチバックで有名な立野駅に到着。
タイミングよく、当時豊肥本線を走っていたSLあそBOY(現在は肥薩線のSL人吉として運行)と、
南阿蘇鉄道のトロッコ列車(機関車は門司港レトロ観光線に移籍)が入線してきて、ホームで撮影することができた。
その後さらに熊本市内に移動して、熊本電鉄の藤崎宮前に近いホテルに宿泊した。
電車に乗る時間はなかったが、駅では熊本電鉄の車両を見ることができた。
2005/8/28
この日は、開通したばかりのつくばエクスプレスに乗車すべく出かけた。
北千住~土浦~つくば~秋葉原
この日はつくばエクスプレスの開業5日目で、
まだまだ混雑していることが予想される。そんな中往復で乗車するのは大変なので、
まずは北千住から常磐線で土浦に出て、土浦からはバスでつくばに向かった。
つくば駅は開業記念のイベントが行われ、人でごった返していた。
実はつくばに来るのは初めてなのだが、予想以上に開けた街だという印象を受ける。
つくばから秋葉原行きの快速に乗る。沿線はまだまだ開発途上といった状況で、
列車は無人の荒野を駆け抜けていく。都心に近づくと一旦地下に入り、地上に出るともう北千住であった。
北千住からはひたたび地下を進み、終点の秋葉原に到着。
駅では開業記念のパスネットを売っているなど、開業フィーバー冷めやらぬといった感じであった。
2005/9/18
この日は、西東京・埼玉方面の未乗路線を制覇すべく出かけた。 この日乗車したのはモノレール・長大トンネル・ローカル私鉄と非常にバラエティに富んだ面々となった。
多摩センター~上北台~武蔵大和
この日最初にやってきたのは多摩センターである。
これから、一度も乗ったことのない多摩都市モノレールの乗車しようと思う。
モノレールの駅は、今後の町田方面への延長を意識してか京王や小田急の駅からはやや離れた位置にある。
アルミ製の車体が特徴的なモノレールに乗り、多摩センターを発車する。
起伏の多いニュータウンを進み、「中央大学明星大学」という妙な名前の駅を過ぎると、
列車はいきなりトンネルに入った。周囲は完全な山林で、モノレールが走るにはおおよそ似つかわしくない風景だ。
次の多摩動物公園を過ぎると、京王動物園線の線路を眼下に見ながら進む。
相変わらず周囲は起伏が多いが、見事に開発されびっちりと家が立ち並んでいる。
京王線の駅と車庫を見下ろしつつ高幡不動を過ぎ、しばらく平地を進む。
長い橋梁で多摩川を渡ると、まもなく立川に着く。駅が立川北・立川南と、
JRの駅を挟んで2つ設置されているのが面白い。
立川を出て、自衛隊の基地を見つつ住宅街を北上していくと、終点の上北台に着いた。
この駅は他の鉄道路線との連絡はない。
野球開催時は西武球場への直行バスがあるが、この日はそれも出ていない。
駅前のバス停を見てみると、西武多摩湖線の武蔵大和へのコミュニティバスというのがあるので、
それに乗ることにした。この日は地元でお祭りがあるらしく、
車内は結構にぎやかだ。
武蔵大和~西武球場前~西所沢~飯能~西武秩父
武蔵大和から多摩湖線に一駅乗り、西武遊園地駅へ。
ここからは「レオライナー」の愛称を持つ西武山口線に乗る。
遊園地の遊戯施設のような独特の車体に乗り込み、西武遊園地や西武ライオンズの練習場などを眺めているうちに、
西武球場前駅に着く。
野球の試合がなく閑散としている西武球場前から狭山線に乗り西所沢へ。
さらに池袋線に乗り換え、飯能へと向かう。
飯能からは西武秩父行きの普通列車に乗る。
飯能から先は山間部を走り、完全なローカル線と化すため、
車両も2ドアクロスシートの4000系となる。
東飯能で八高線と交差すると、列車はいよいよ山の中へと進んでいく。
が、しばらく進むと山中には不釣合いな真新しい建物が見えてきた。
西武の武蔵丘車両基地である。どうやら池袋から飯能までの沿線には、車庫を作るだけの土地は既にないようだ。
それ以降は、延々と山の中を進む。途中の駅では何度か交換のために長時間停車するのもローカル線らしい。
途中に交換施設があるほど長い正丸トンネルを抜けると、まもなく西武秩父に到着する。
御花畑~三峰口
西武秩父駅は秩父の玄関口らしい立派な駅であるが、
最初に秩父へ線路を伸ばしたのは秩父鉄道である。
その秩父鉄道の秩父駅は西武秩父からはやや離れており、隣の御花畑駅のほうが近い
ちょっとした商店街のようなところを歩き、御花畑駅に向かう。
御花畑から三峰口行きの普通列車に乗る。
車両は元国鉄の101系を譲受したもので、本家JRの101系なき今まで唯一残る101系である。
列車はしばらく秩父の市街を進んだ後、田畑や雑木林が入り混じる盆地を進む。
線路の規格が良くないせいか、スピードは結構遅く、それでもよく揺れる。
途中の影森という駅には、貨物の側線が多数ある。
この秩父鉄道はいまでも石灰石の貨物輸送が盛んであり、大きな収入源となっている。
やがて、列車は終点の三峰口に着く。その名のとおり三峰神社への玄関口で、
休日は参拝客やハイカーで賑わう。列車の到着に合わせて、神社へ向かうバスが発車していった。
木造の古めかしい駅舎でとりあえず帰りの乗車券と急行券を買うと、
これが何と硬券であった。駅舎といい、まるで時が止まったかのようだ。
時間が余ったので、駅の裏手にある鉄道公園に行ってみることにした。
駅構内を横断する踏切を通って公園に行ってみると、
秩父鉄道で働いていた電気機関車や貨車が10台ほど留置されていた。
この手の車両はあまり詳しくないのだが、運転台にも立ち入ることができ興味深かった。
三峰口~寄居~小川町~池袋
三峰口からは急行「秩父路」に乗って寄居まで戻る。
急行「秩父路」はJRの急行同様急行券が必要で、使用されているのは元国鉄の165系。
デッキつきで車内にはボックスシートが並ぶ。車内は空いており、ゆうゆう一ボックスを占領できた。
秩父を出てしばらくすると、荒川の渓流に沿って列車は進む。
川下りで有名な長瀞も、この途中にある。
また、途中荒川を古い鉄橋で渡るのだが、ここはSL撮影の名所としてポスターなどでもよく見かける。
渓谷から関東平野に車窓が転じたところで、寄居に到着する。
寄居は秩父鉄道と東武・JRが交わる駅だが、3社のホームは陸橋でつながっており、
間に中間改札もない。そのため、先程買った秩父鉄道の硬券を持ったまま東武東上線に乗り込んだ。
東上線は通勤路線という印象が強いが、寄居と小川町の間はローカル線に近く、
列車もワンマン運転である。寄居を出て、雑木林の中をしばらく進むと小川町に到着。
ここで池袋行きの急行に乗り換える。しばらくするとすっかり日が暮れた。
池袋の駅では、例の硬券を差し出して運賃を精算した。
大都会の駅で硬券を差し出すという稀有な体験をしたのだった。
ただ、せっかくの硬券があっさり回収されてしまったのは残念だった。
2005/10/16
この日は、茨木県内の鉄道各線が乗り放題の「ときわ路パス」を利用して、 関東鉄道に乗車した。
取手~下館~水戸~北千住
関東鉄道常総線は、取手から関東平野を北へまっすぐ伸びる路線である。
取手付近は市街地化が進んでいて、複線化がされているほどなのだが、
今でもこの路線は非電化である。電化により、近くにある地磁気測定所へ影響するのを避けるためらしい。
実際に乗ってみると、取手付近は確かに住宅が目立つが、
守谷あたりからは一面の田畑となる。
下館からは水戸線で水戸に出て、「フレッシュひたち」で柏へ。柏からは余命わずかとなった103系に乗って東京へ戻った。