【福岡市営地下鉄】2023年4月開業!七隈線延伸区間(博多~天神南)を乗りつぶす

2023年3月に開業した、福岡市営地下鉄七隈線の博多~天神南を乗りつぶしました。七隈線博多駅は地下深くにあり、乗り換えルートも複雑でした。

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祝!福岡市営地下鉄七隈線が博多に延伸

2023年3月27日、それまで天神南~橋本間で営業していた七隈線が1.6km延び、博多駅まで乗り入れるようになりました。筆者は2011年に一度七隈線に乗車しましたが、天神駅から天神南駅の通路が結構長く(天神の中心地なので歩いて退屈することはないですが)、乗り換えの不便さを実感しました。

2016年に発生した建設中のトンネルの崩落事故の影響もあって、本来2020年度と言われていた完成は2023年にまでずれ込んでしまいましたが、沿線の方にとっては待ちに待った開業でしょう。

とはいえ、地下鉄2駅分を乗りつぶすためだけに遠く九州までやってくるのは大変です。そこで、2022年9月に開業した西九州新幹線や、九州内のケーブルカーとセットで乗りつぶすことにしました。車窓もどうせ見えないので深夜に乗ってしまうことにします。

大江戸線並み?地下深くにある博多駅

博多22:20→天神南22:23

ところが、下調べが足りていなかったこともありJRから七隈線への乗り換えルートがよく分かりません。とりあえず地下に降りてみますが、地下街や空港線の改札もあって複雑です。地下鉄のサイトに駅構内図が載っていますが、見るからにややこしい…

福岡市地下鉄
福岡市交通局が運営する福岡市地下鉄のWebサイトです。運行状況や時刻検索、地下鉄に関連するお知らせなど、色々な情報をご覧いただけます。

(改めて構内図を見たところ、空港線ホームから七隈線乗り場に直接つながる通路があるようなので、よく分からなければ空港線ホームに一旦向かってもよさそうです)

案内に従って地下街の端の方まで歩き、エスカレーターを3台も乗り継いで地下深くへと降りていきます。どこまで降りるんだろう、と思ったところでようやく七隈線の改札口が出現。何と七隈線の改札は地下4階、ホームは地下5階もの深さにあります。さすがに大江戸線六本木駅(大門方面行きホームは地下7階)にはかないませんが、東京以外の地下鉄でここまで深い駅はめったにないはずです。

この日の朝に見てきた大阪駅地下ホームのような度肝を抜く設備はないですが、開業から1か月しか経っていないだけあって内装はまだピカピカの状態です。

七隈線は鉄輪式リニアモーターを採用していて他線との乗り入れが無いため、車両の造りも独特です。名古屋の桜通線などと同じくすべての駅ホームが島式のため、ワンマン運転が行いやすいよう運転台が正面から見て左側についています。

そして、新交通システムと同じく、運転士のいない後ろ向けの運転台は開放されており、運転席に着席することも可能…だったのですが、今回乗ってみると開放されていませんでした。どうやら運転席開放はやめてしまったようです。

博多を出て2駅で天神南に到着、祝日の深夜でしたが列車はそこそこ混んだ状態で出発していきました。

夜の天神&博多を歩く

天神22:42→博多22:48

あとは博多駅に戻るのみですが、そのまま折り返すのもつまらないので帰りは空港線に乗ることにしました。地上に出て、西鉄天神駅の脇を進みます。祝日の夜の天神だからさぞかし凄い人出なのだろうと勝手に想像していましたが、思っていたより人の姿はまばらでした。

休日夜間の空港線は半数近くの列車が貝塚行き(博多には行かない)のようで、天神駅では非常に待たされました。やってきた列車の先頭部には「博多どんたく」のヘッドマークが。2008年に博多に来たときはたまたま「どんたく」の真っ最中で、ステージを眺めたりしたものですが、今回はタイミングが合いませんでした。2023年はコロナ禍も明け、久しぶりに通常通り開催できたようですね。

博多に到着後、折角だから博多らしいものでも食べようと筑紫口のラーメン屋さんに行ってみましたが、もう23時なのに長蛇の列ができていてびっくり。福岡県民のラーメン愛は半端ないですね…(観光客が並んでいるのかもしれないけど)

急遽別のラーメン屋を探して入店後、ようやくホテルにチェックインしました。今日は朝5時半から23時過ぎまで稼働した上、明日は博多6時発の列車に乗る予定なのですが、果たして起きられるのだろうか…

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