ANAインターコンチネンタル東京「カスケイドカフェ」の「旅するブッフェ ~フランス紀行~」の実食レポート!(2022/12)

「食レポ」第3弾

神奈川県の大山山頂に登った後(前記事参照)、色々と用があって慌ただしく都内まで戻ってきました。その足で4か月ぶりにANAインターコンチネンタル東京「カスケイドカフェ」へと向かいます。例によって予約サイトの格安プラン+東京都のGoto Eatキャンペーンを駆使し、フルプライス(6500円)よりもかなりお安い値段でお食事を頂いてきました。

当サイトは交通系サイトなので食レポは畑違いですし、料理に関して気の利いたコメントができる自信もないのですが、「ANAの関連事業だから」というコジツケで執筆し続けている「カスケイドカフェ」訪問記の第3弾をお伝えしたいと思います。

玄関ロビーを入ってすぐの所に、イタリアのチョコレート「フェレロ ロシェ」をあしらったクリスマスツリーが置かれていました。実はこれは単なるオブジェではなく、ビュッフェの内容にも反映されているのですがその話は後ほど。

前回の記事はこちらから

「フランスフェア」の内容は?

さて、カスケイドカフェでは12月から「旅するブッフェ ~フランス紀行~」というフェアが始まり、ビュッフェの内容もフランス料理中心のメニューに変わりました。公式サイトよりその内容を抜粋します。

●ライブステーション
ローストビーフ
ローストポーク
前菜&サラダバー
季節のサラダ
スモークサーモンとポテト&クリームチーズのサラダ
エビとトマトのキビライスサラダ
イカとムール貝のサラダ
グリルチキン、グリーンビーンズとベーコンのハーブ風味温サラダ
タラのベニエとセミドライトマト タプナードマヨネーズソース
鴨の燻製とトリュフ風味のかぼちゃのムース
ニンジン、クルミ、レーズンのサラダ
セロリのレムラード
赤キャベツのマリネサラダ ラズベリー風味
キッシュ・ロレーヌ
クロックムッシュ
パストラミとポテトサラダのクロワッサンサンド
スープ
きのことソーセージとオニオンのクリームスープ
ネギのポタージュ
根セロリのポタージュ
オニオンビーフコンソメ
温製料理
ムール貝の白ワイン蒸しとポテトフライ、ガーリックトースト
イカのソテー
パプリカ ピペラード バスク風
ブイヤベース
サーモンのムニエル グルノーブル風レモンバターソース
白身魚のグリル柑橘ドレッシング
ホタテとベーコンとオニオンのグラタン
海老とマッシュルームのアメリケーヌソース ビッグオムレツ添え
ホタテのソテー サフランリゾット
豚肩ロースのロースト オレンジとスパイスのソース
鶏と海老の季節野菜煮込み
鶏もも肉のグリル トマト バジル、オリーブソース添え
ラタトゥイユ
季節野菜とベーコンときのこのソテー
ソーセージのブリオッシュ包み
デザート
カスケイドカフェ スペシャルデザート
「チョコレート・センセーション 2022 」の各種デザート

例によってこのメニューはあくまで「メニュー例」であって、実際はローストポークやネギのポタージュがない一方、メニューにないアジア料理があったりしました。

いざ、食レポ

毎回思うのですが、ここの前菜は種類も豊富でビュッフェ皿への盛り付けも美しく、味付けも多種多様で感心させられます。上の列は左から、エビとトマトのキビライスサラダ、パテ+フルーツ(何の肉かは不明)、スモークサーモン+ポテトサラダ。中列は左から蒸し鶏、鴨とかぼちゃのムース、イカとムール貝のサラダ。下の列は赤キャベツのマリネサラダ、セロリのレムラード、エビをパンに乗せたもの(?)、ハム各種、玉ねぎのフラン(前回もあった)。ハムは他にも何種類かありましたし、前回もあった魚のフライも置いてありました。(前回食べたので取らず)

見た目だとわからないのですが、キビライスサラダや赤キャベツは結構酢が効いていて酸味が強く、他もスパイスやハーブを効かせた味付けのものもあって、お子様の口にはあまり合わないかもしれないですね。ビュッフェというと万人向けの味付けの料理が多いですが、この店は全般的に大人向けと言えそうです。

次は温菜ですが、種類が多くこれでも半分ぐらいしかゲットできていません。この日はまだ春頃行われていたアジア料理フェアの具材が残っていたのか(?)、3種類ほどアジア料理が出ており、左上の茶色い塊はアジア風の味付けのチキンフライです。真ん中はラタトゥイユで、その他は大体見ての通りです。

次はお楽しみのローストビーフですが、この日はやや赤身部分の肉質が堅かった気が…それでも脂の部分の味は良好で、3回ほどお替りしました(食べ過ぎ)。

肉を食べすぎたので、箸休めのため普段は食べないサラダをゲット。ドレッシングも何種類か置いてありますが、通を気取ってオリーブオイル・バルサミコ酢に卓上の塩を振りかけて頂きました。右側はグラタンと前回もあったスパイシーなピラフ、そして蟹クリームコロッケです。コロッケは丁度揚げたてだったらしく、絶品でした。

今回は余裕が無くて食べられませんでしたが、コロッケ類はこの他にもコーン入りのものも置いてありましたし、パスタやラザニアなどもありました。

腹のキャパに限界を感じつつもデザートの部へ。右側はホワイトチョコのムースとチョコケーキ。中列はマンゴーソースのかかったババロア的な何かと、ラズベリーソースのかかったパンナコッタだったと思います。

甘味ばかりだとキツイので一旦グリーンカレーを挟むことにしました。ここのカレーは毎回食べている気がしますが、今回は一番辛さが強烈だった気がします。脳天を直撃するような辛さ、といっていいぐらい強烈でした… それでも味付けは本格派ですし、わざわざ専用にジャスミンライス(タイ米)を炊いてくれているので、辛い物が苦手でなければおススメです。

デザート後半戦。以前来たときはドライフルーツが何種類も置いてあるのが印象的でしたが、それは奇麗さっぱり無くなり、代わりにチョコフォンデュ(普通のチョコと抹茶チョコの2種類)が置いてありました。マシュマロの他、バナナやワッフルなどをディップすることができます。左側は毎回置いてある小石の形のマーブルチョコに、クリスマス恒例のジンジャークッキー、ちんすこうのような焼き菓子。ソフトクリームはミルクのほかにもチョコ味のがあったはず。

そして、入り口にオブジェが置いてあったフェレロロシェも太っ腹に食べ放題となっています。もう満腹ですが、最後の力を振り絞って5個くらい頂きました。

感想

という訳で「フランス紀行」フェアも安定の美味しさで、お値段なりの価値はあるかなと思った次第です。訪問したのがフェアが始まったばかりの12月初旬だったためか、前回から継続しておいてある料理(アジア料理やピラフ)もありました。そのうち全部フランス料理に置き換わって無くなってしまうのかもしれませんが、個人的にはちょっと変化球が混じっている方が箸休めになって有難いかなと感じます。

段々コロナの影響が無くなってきているためか、この日は女子会や親族会の団体様や外国人ツアー客などが詰めかけており、予約なしの客を入り口でお断りするほどの盛況でした。初めて来たときは13時30分以降のいわゆる「第二部」は結構空いていたので、ずいぶん変わったなと思いました。混んでいるときは料理の回転が速くなるのでフレッシュな料理が食べられるというメリットがある一方、ビュッフェ台付近が混雑し料理が取りづらくなるというデメリットもあるのですが(以前訪れた別の店では10分近く並んだことも)、カスケイドカフェはそこまで店のキャパが大きくないためか、大行列にはならない点は有難かったです。空になった料理の「補給」も迅速に行われていましたし。

ただ、このところの材料費高騰の影響からか、土休日に4000円台の格安プライスで訪問するのは流石に難しくなってきているようです。また春頃に訪問できるといいのですが、どうなることやら。

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