【人気沸騰】東京メトロ「地下謎への招待状2023」に参加した~絶対に忘れてはならないものとは?【都営でも謎解き】

4年ぶりの完全新作となる、東京メトロの謎解きイベント「地下謎への招待状」に参加してきました。参加する際に注意すべき点などをご紹介します。

4年ぶりの完全新作「地下謎への招待状」

ナゾトキ街歩きゲーム「地下謎への招待状2023」開催|東京メトロ
東京メトロのニュースリリースをご紹介します。

東京メトロは、いわゆる「謎解き」が広く一般に知られるようになる前から「地下謎への招待状」という謎解きイベントを開催しており、鉄道系謎解きのパイオニアといえる存在です。2023年12月、「地下謎への招待状」の4年ぶりの新作がリリースされました。(2020,2021年はコロナ禍で非開催、2022年は2014年版の復刻)

山手線謎巡り」など鉄道系謎解きにいくつか参加し、謎解きがちょっとしたマイブームになっている筆者も早速参加してきました。例によって謎に関するネタバレは厳禁ということで、参加する際に注意すべき点などをご紹介したいと思います。

注意!!!以下の記事では謎解きのクイズの内容、およびストーリーに関する直接的な記述は行っておりませんが、間接的にヒントとなりうる内容を含んでいます。謎解きに関する情報を事前に一切見たくない方は、以下の文章を読まないことを強くお勧めします。

謎解きキットの入手方法

「山手線‐」のキットは都内のNewDaysで売られており、割と気軽に入手できましたが、「地下謎への招待状」は入手方法がやや複雑です。基本的には東京メトロの定期券売り場で購入できるのですが、事前の決済と受け取り時間枠の指定をネット上で済ませることが必要です。ただ、当日売り場にキットが余っていれば、その場でネット決済して購入することも可能なようです。

また、今回の謎を制作した「リアル脱出ゲーム」の店舗(歌舞伎町、吉祥寺、下北沢、横浜、原宿、東新宿、浅草)に行けば予約なしで直接購入することもできます。筆者は前もって歌舞伎町の店舗に出向き、購入を済ませておきました。

ちなみに価格は東京メトロ24時間券(600円相当)が1枚付いて2800円。「山手線‐」の本編が1980円だったので、値段としてはまあこんなものでしょうか。

謎解きキット一式は全て持っていくべし!

入手したキットは上の写真の通りです。外観は手提げかばんのようになっていて、意外に大きく持っていると非常に目立ちます。ポケットのような部分に24時間券と鉛筆、中にはメインの冊子(これは意外と小さくA5サイズ程度)と意味深な紙片が何枚か入っています。冊子はまるで教科書のように字が大きめで読みやすく、謎めいたテイストだった「山手線‐」の冊子とは随分雰囲気が違います。

この手提げかばんのようなバインダーは大きいので持ち歩くのが面倒くさく、筆者は中身のみを取り出して別の小さいカバンに入れて参加しました。が、実はこれが大失敗で、このバインダーが無いと謎が解けない場面が存在します。(最悪、ヒントサイトに載っている答えを見れば先に進むことは可能ではありますが)同様に、24時間券も必要になる場面があるので、別の乗車券を使うからと人にあげてしまったりしないようにして下さい。

謎解きで周る範囲は?

「地下謎への招待状」では、当然ながら東京メトロの駅を巡る訳ですが、東京メトロの営業範囲は西船橋や和光市など案外遠くにまで及んでいます。ですが、今回の謎解きで巡る駅はいずれも都心部に非常に近く、長い時間電車に乗る必要はありませんでした。

巡る駅の数ですが、物語の前半部では5駅のうち2駅を選択でき、後半部では指定された3駅を巡ります。前半部の5駅のうち1駅は特に謎解きの難易度が高い「高難易度駅」となっています。前半部の5駅はそれぞれ独立した謎解き問題が設定されているため、全ての駅を回っても問題ありません。余力のある人は是非全駅を回ってみてください。

標準所要時間4~5時とされていますが、筆者は全8駅を巡るのに5時間半ほど掛かりました。(上記の高難易度駅と、ラストの謎解きの時間は除く)

「山手線謎巡り」との違いは?

これはあくまで主観ですが、「山手線‐」の本編と比べて謎解きの難易度はやや高めかなと思いました。「山手線‐」の続編とほぼ同じくらいでしょうか。全般的に少ないヒントから謎を解き明かさなければならないので、経験値が求められます。

一方「山手線‐」では謎解きのために駅からやや距離のあるスポットを複数巡る必要があり、歩く距離が非常に長かったのですが、今回のは駅から近いスポットばかりで、歩く距離はずっと少なくて済みました。

また、目的地への行き方は「〇番出口を出て右に進み、3つ目の角を左折…」といった具合に文章で説明されるので、地図オンチの人にとっては有難いのではないでしょうか。

参加者の多さにびっくり

筆者は年末の休みを利用して参加してきたのですが、地下鉄に乗っていると至るところで謎解きキットを持った人に出くわしました。開始から間もない時期だったことや、年末で通勤客が少なかったことが原因なのでしょうが、参加者の多さは「山手線‐」以上だと感じました。

そして、謎解きスポット近くになると参加者の「濃度」は一段と高くなり、謎解き参加者が同じ道をぞろぞろと歩くような状況に… 某スポットに至っては、謎解きに挑む参加者で埋め尽くされてしまっていました。

やはり4年ぶりの新作の公開直後ということで、ファンが大挙して参加しているのでしょうか。一人静かに楽しみたい方は、参加者が少ないであろう平日や、開幕フィーバーの落ち着いた2月あたりを狙うと良いかもしれません。

都営・京王でも謎解きイベント

そして東京メトロだけではなく、都営地下鉄も京王と共同で謎解きイベントを開始しています。こちらも毎年恒例のイベントのようで、各駅備え付けのパンフレットを入手すれば無料で参加できます。「地下謎への招待状」で飽き足りない方はぜひ参加してみてください。

個人的にはまだ都営地下鉄パートしか手を付けていませんが、東京メトロのと違って結構隅々の駅まで回らされるという印象です。前半の謎はそれほど苦も無く解けたのですが、最後の謎が全然分からず、憶測でそれと思しき駅に行ったら大間違いで、結局サイト上で答えを見る羽目になりました… これを見て「○○と読め」といわれてもねぇ、とボヤキ止まらず(意味深)

ちょっと先になるかもしれませんが、京王電鉄パートの方も参加したいと思っています。

コメント

  1. rail20000 より:

    ヒントを一切見たくない方が意図せずヒントを見てしまわないよう、記事の一部をボタン内に隠しました。

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