沖縄・ブセナテラス宿泊記(2022夏)~ロビー・客室編:デラックスエレガント オーシャンフロント

沖縄を代表するビーチリゾートホテル「ブセナテラス」。宿泊を検討されている方のために、客室・レストラン・館内設備について3回に分けてご紹介します。

沖縄西海岸エリアのリゾートホテル

なかなか記事化する時間が取れず、訪問から半年以上経ちもう次の夏が目の前に迫ってきましたが…

2022年の夏、沖縄の名護市にある「ブセナテラス」に家族で宿泊してきました。沖縄県中部の西海岸には大型のリゾートホテルがいくつも建っていますが、ブセナテラスは2000年の沖縄サミットでも使用されたホテルで、このあたりのリゾートホテルでは比較的古株に当たります。

正直なかなかいいお値段だったのですが、コロナ禍で2年間ほとんど旅行もできていなかったので思い切って宿泊してみました。今後宿泊される方や、宿泊を検討されている方のため、何回かに分けて館内の設備やサービスについてご紹介したいと思います。

開放的なロビーでチェックイン

沖縄空港からレンタカーで高速をひた走り、終点の許田インターから国道58号線を5分ほど走るとブセナテラスに到着します。空港からの所要時間は1時間ほどで、レンタカーさえあればアクセスは良好です。

入口で車を預け、ロビーに入ると側面が全て開け放たれた開放的な空間が広がります。高級ホテルらしく、豪華な生け花も飾られています。海沿いのバルコニーの席に通され、ここでチェックインを行います。

席に通されると、南国風のウェルカムドリンクとおしぼりを渡されます。このロビーからは館内のプールと沖縄らしい青い海、青い空が広がり一気にテンションが上がります!ホテルが小さな半島の先端にあるというロケーションのお陰で、海以外の余計な人工物が目に入らず本当に素晴らしい眺めです。正直、このチェックインの手続きでは結構待たされたのですが、海をバックに記念撮影をしたりしていると全然気になりません。

客室(デラックスエレガント オーシャンフロント)の設備は?

チェックインを終え、客室へと案内されます。以前は係の方が手荷物を客室まで運んでくれたのですが、現在はコロナ対策のためロビー階のエレベータホールまでの案内となります。今回予約したのは「デラックスエレガント オーシャンフロント」というタイプの、やや広めのお部屋です。私が予約した訳じゃないので何故これにしたのかは分かりませんが…(交通機関以外の予約は全部他人任せな私)

ベッド&リビングルームの様子です。今回は2台のベッドを入れてもらっています。ベッドの上には寝間着とバスローブが置かれていますが、海やプールに行く人のためテレビ下の引き出しにも何着か余分に入っています。

リビングには2人掛けソファと椅子(カウチ付き)が置かれています。写真では分かりづらいですがスペースはそこそこ広く、3~4人であれば外から持ち込んだ食事を食べるぐらいは楽にできます。

テーブルは大理石ふうの高級そうなもので、小さなお菓子(オリジナルのちんすこう;館内の売店でも売っています)が置かれています。ベランダには椅子やテーブルが置かれていて、夜中はここで夕涼みをしていました。ベランダで水着などを干したい方は、洗濯ばさみやハンガーを持ち込むといいでしょう。

テレビは以前来たときは大きな木製のボックスに収まっていましたが、壁掛けの薄型テレビ+テーブルに置き換わり便利になりました。テーブルにはスマホ充電器が置かれています。その横にはトランクを広げるための台があり、床にトランクを広げる必要はありません。

水回りの使い勝手は?

続いて水回りですが、一人がゆっくり足を延ばせそうな大きめのバスタブと、海外のホテルにありそうなシャワーブースが設置されています。ブース内のコックを右に回すか左に回すかで、水がハンドルから出てくるか頭上から出てくるかを切り替えられるのですが、回す方向を間違えると頭から冷水を浴びることになるので要注意。建設から20年以上が経過し、水回りは流石に年季が入っている感は否めませんが、清掃は丁寧にされています。

奥の方にはウォシュレット付きのトイレがあり、その横には洗面台があります。洗面台は2人並んで使えるほど広く、高級ホテルによくある丸形の拡大鏡も設置されています。アメニティはボディタオル、バスソルト、シャワーキャップ、髭剃り、ブラシ、歯ブラシ、シェービングフォームとロゴ入りのものが一通りそろっています。シャンプー・リンス・ボディジェルはフランスのTHALGOというメーカーのもの。海外産ということで強めの香りがします。

豪華なアメニティ

書き忘れていましたが、このタイプの部屋は入り口ドアから客室までが細長い通路となっていて、突き当りがミニバーとなっています。ミニバーにはネスプレッソのコーヒーマシンが置かれています。もっとも、ロビーやビュッフェでコーヒーを飲む機会が多く、この機械はあんまり使いませんでした。テーブルの下にはカップ一式と冷蔵庫があります。冷蔵庫にはビールやワイン、チョコなどが入っていますがもちろん有料です。

カップなどが置かれているところの下の引き出しにはハードリカー類とお菓子が数種類。「部瀬名」とあるのはオリジナルの泡盛のようです。無料のドリンクとして、紅茶・緑茶・月桃茶が置かれています。月桃茶は沖縄独特のお茶ですが、なかなか個性的な味がするので話のタネに是非飲んでみてください。この他、ペットボトルの水も何本か置かれていて、ハウスキーピングの際に補充してくれます。

まとめ

今回は部屋タイプ「デラックスエレガント オーシャンフロント」について紹介しましたが、この他にもクラブフロアやコテージタイプの部屋など、様々な種類の部屋があるようです。一般タイプの部屋は今回紹介した「デラックスエレガント」のほか、やや狭い「デラックスナチュラル」があり、その中でもオーシャンビューの部屋とそうでない部屋があります。オーシャンビューでない部屋は基本的に森しか見えない(高層のフロアからなら、山の向こうに広がる海が何とか見える)ので、何とか予算を工面してオーシャンビューの部屋を確保するのがおすすめです。(特に夏場は)

次回は館内のレストランや食事環境についてご紹介したいと思います。

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