【2024/3/23開業】北大阪急行延伸線・千里中央~箕面萱野間完乗&フリーパスで全駅訪問

2024年3月、北大阪急行の千里中央~箕面萱野間が開業しました。大阪・北摂エリアでは17年ぶりの新線を乗りつぶすとともに、北急の全駅を訪問しました。

北摂エリアでは久々の新路線!北大阪急行延伸

2024年3月、北大阪急行が千里中央から箕面萱野まで延伸しました。関西では昨年開業したおおさか東線の新大阪~大阪間以来、大阪の北摂エリアに限定すると2007年開業の大阪モノレール彩都線以来17年ぶりの新線開業となります。

北急・モノレール京都おでかけきっぷ 2024年度(前期) | お得な乗車券 | 阪急電鉄
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筆者は開業から少し経ったゴールデンウィークに乗車しに出かけました。乗車に際しては、春の観光シーズンに合わせて販売されている「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」を利用しました。阪急宝塚線&京都線・北大阪急行・大阪モノレールが1日乗り放題で1200円とそこそこお安く、北急や大阪モノレールの駅巡りには最適のきっぷでした(特にモノレールは運賃が高いので)。

切符は今や関東ではほとんど見なくなった(残っているのは都営地下鉄ぐらい?)磁気カード式で、改札窓口での手売りとなっています。期間限定のきっぷということで、券面もカバーも非常にシンプルなデザインですね。

千里中央から箕面萱野へ

という訳で連休中の早朝、千里中央駅へとやってきました。千里中央駅の構造は昭和の頃からほとんど変わっておらず、レトロな雰囲気です。駅の横にある商業施設「千里セルシー」は建て替え計画があるのか閉鎖されており、ちと寂しい状況です。

駅を観察していると程なく、箕面萱野行きがやってきました。御堂筋線もいつの間にか10系が消え、30000系の天下となっていますね。

千里中央を出た電車は地下を進み、箕面船場阪大前へ。さらに進み、新船場の問屋街付近で地上に出ます。国道171号線を超え、みのおキューズモールの建物に挟まれた位置にある箕面船場駅に到着です。乗車時間はわずか4分、何ともあっけなく乗りつぶしが完了しました。

上述の通り駅のすぐ脇にみのおキューズモールがあるので、休日はおそらく買い物客で賑わうのでしょうが、訪問した時は早朝ゆえホームは閑散としていました。

駅ホームの先端部には改札口があり、これ以上の延伸は考慮していない構造となっています。駅のすぐ先は北摂の山々が連なるため、これ以上の延伸がなされることは流石にもう無いでしょう。バブルの頃ならば、山を貫いて箕面森町あたりまで延伸することもあり得たでしょうが。

北大阪急行の駅を巡る

駅構内や車両の先頭部にはまだ「延伸開業」の飾り付けが残っていました。折角フリー切符を買ったので、これから北大阪急行の各駅を巡ってみることにします。まずは新たに開業した箕面船場阪大前へ向かいます。

駅は千里中央とは違って地下深くにあり、長いエスカレーターで地上へと向かいます。駅前は新駅開業に合わせて再開発が行われているようで、市立の劇場ができていたほかタワマンの建築も進んでいました。

ちなみに大阪府内には「阪大」とつく駅が他に3つ(石橋阪大前・柴原阪大前・阪大病院前)ありますが、大阪大学はキャンパスが3つに分散しており(石橋と柴原は同じキャンパス)、行き先を間違えないよう注意が必要です。箕面船場阪大前にあるのは外国語学部(旧・大阪外大)のキャンパスになります。

ついでに、北大阪急行の既存の駅である桃山台・緑地公園も訪問してみました(江坂は大阪メトロ管轄)。両駅は新御堂筋に挟まれた掘割の中にあり、ホームがやや狭苦しいのが特徴です。駅前は昔ながらの団地街が広がっていました。

最後に千里中央に戻る際、北大阪急行の9000形に出くわしました。北急・御堂筋線は大阪メトロ車両の割合が高く、北急の車両が当たるとラッキーな気分になるのは私だけでしょうか。北急の車両は内装が親会社の阪急そっくりなのが特徴的です。

ついでに大阪モノレールの駅も巡る

折角フリーパスを購入したので、余った時間で大阪モノレールの各駅を巡ってみました。実は大阪モノレールは「エキタグ」のカバー範囲となっており、券売機付近に設置されたタグにタッチすると電子スタンプが押せます。

ちなみに図柄は「駅名標」で、デジタルにしてしまうと何だか味気ないですが、大阪モノレールの駅スタンプの柄が元々これなので仕方ないですね… ちなみにリアルスタンプも駅改札口に置いてあるので、リアル・デジタル両方のスタンプを集めることも可能です。

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