沖縄・ブセナテラス宿泊記(2022夏)~レストラン編:バーベキュー・ランブルフィッシュ・朝食・ランチビュッフェ

沖縄を代表するビーチリゾートホテル「ブセナテラス」。宿泊を検討されている方のために、客室・レストラン・館内設備について3回に分けてご紹介します。

ブセナテラスのレストラン一覧

ブセナテラス館内には現在以下のレストランがあります。

  • メインダイニング「ファヌアン」:ディナーのみ営業 小学生未満の入店不可
  • 鉄板焼レストラン「龍潭」:ディナーのみ営業 小学生未満の入店不可
  • 和食レストラン「真南風」
  • カフェテラス「ラ・ティーダ」:基本ビュッフェのみ ランチ・ディナーはアラカルトもあり
  • チャイニーズダイニング「琉華菜苑」
  • イタリアンレストラン「チュララ」:休業中
  • シーフードマーケット「ランブルフィッシュ」:冬季休業
  • バーベキュー:夏期のみ営業

このうち、和食レストラン「真南風」とカフェテラス「ラ・ティーダ」は朝食の営業を行っていることもあってほぼ毎日営業していますが、それ以外は週何回か定休日があります。プランを決めたらどのレストランに行くのかを(ホテル外のレストランも含め)決め、なるべく早く(夏休みなど繁忙期は1か月前には)予約しておく方がいいでしょう。直前の予約だとほとんど予約で埋まっていて、夜遅くに回されたりビュッフェしか選択肢が無かったり、という羽目に陥る可能性もあります。

それでは、今回私が訪問したレストランを紹介したいと思います。

バーベキュー

屋外プールを出て、海に向かう通路沿いの浜辺に、夏季限定営業のバーベキューがあります。レストランというよりはテントのような建物で、気分は屋外バーベキューです。そして海側にはどこまでも続く水平線が。天気が良ければ、美しいサンセットを楽しみながら食事を摂れます。(ただし、肉を焼く係の人は意外と忙しく見る暇がないかも)

料理は左のサラダと右の肉・野菜盛(写真は2人分)がいきなりドーンと置かれます。一見少なく見えますが、焼き進めると意外に量があり満腹になりました。この他、ご飯やスープ、一通りのソフトドリンク、後述するビュッフェにもあるアイスクリーム3種が食べ放題となっているので、食べ足りない心配はなさそうです。

シーフードマーケット「ランブルフィッシュ」

「ランブルフィッシュ」は本館からやや離れたところにあり、海沿いの道を岬の先端の方までしばらく歩いた先の、水中展望塔などと同じエリアにあります。こちらはおそらく冬場は休業で、春~秋にかけてしかオープンしてなかったと記憶しています。

店の入り口には、いけすに入れられたオマールエビや生ガキ、本土ではあまり見かけない鮮やかな色の魚などがずらりと鎮座しています。お客さんは好きな個体を選び、それを適宜料理してもらって食べることができます。一押しは生ガキみたいなのですが、我々は生ガキが食べられず、お値段もなかなかだったので普通のメニューを注文することにしました。

という訳で、アラカルトで注文したフィッシュ&チップス、カニピラフ、ムール貝です。こちらも案外量が多く、酒も飲んでいたので満腹になりました。

店内はこのようにほぼ吹き抜けの構造になっています。これからナイトクルーズに繰り出すヨットや、昨日に引き続きサンセットも見られ満足しました。

カフェテラス「ラ・ティーダ」

「ラ・ティーダ」はロビーの2階層下にあるカフェテラスです。基本的にはビュッフェスタイルとなっていますが、ランチやディナー時は単品での注文も可能なようです。多くの宿泊プランには朝食がセットになっているはずで、その場合ここでのビュッフェか「真南風」の朝食セットを選ぶことになります。そのため、ほとんどの宿泊者が一度は利用することになるはずです。

レストランは常時窓を開け放ち、バルコニーと一体となる形で営業しています。そのため、夏場などは暑い空気が室内に入ってきますので室温はかなり高めです。極力暑さをしのげる格好で来るのがいいでしょう。低層階にあるため、レストランからは海やプールが間近に見通せますので雰囲気は抜群です。調子に乗って室内の写真を撮っていると、店員さんが「ご家族でお写真をお撮りしましょうか?」と記念写真を撮ってくれました。サービスも行き届いていますね。

こちらが朝食ビュッフェの一例です。パンは常時10種類以上並べられており、クロワッサンや各種デニッシュ、フランスパン、紅芋など各種テイストのテーブルロールがあります。パンの右下の塊はホテル特製バターで、黒糖やシークワーサーといった変わったテイストのバターや、ジャム・はちみつが準備されています。高級ホテルでありがちなオムレツコーナーに各種ハムや生ハム、それに複数種類のチーズもあります。

サラダにはゴーヤーや海ぶどう、ヤーコンといった沖縄らしい食材も並びます。海ぶどうは空港の売店でよく売られていますが、結構な値段がするのでそれをタダで食べられるのは有難いですね。ドレッシングもタンカンを使ったものなど、独自性に富んでいます。

ホットミールもロースハムにウィンナー、カリカリのベーコンなど色々取り揃えられていますが、沖縄らしいゴーヤーチャンプルーもあります。デザートとしては各種フルーツに紅芋を使ったプリン、そして冷やしぜんざいなども並んでいました。フルーツを使ったフレッシュジュースも、オレンジやグレープフルーツといった定番からグァバ、マンゴーなど南国らしいものなど色々ありました。もちろん、コーヒーや紅茶を注文することも可能です。

この朝食ビュッフェ、滞在中2回利用しましたがメニューにそれほど変化はありませんでした。(フレンチトーストがパンケーキに変化したぐらい) 上記の通りメニューの種類が非常に多いため飽きることはありませんでしたが、3連泊以上される場合一度は和食を利用するなど変化をつける方がいいかもしれません。以前来たときは入口に長蛇の待ち行列ができていてえらく待たされましたが、2022年訪問時はまだ宿泊客数がコロナ前の水準に回復していないからか、待っている客はせいぜい2~3組ぐらいでした。

そして、宿泊時にもらえる朝食券を朝食で使わなかった場合、「ラ・ティーダ」のランチビュッフェに流用することもできます。

こちらはランチビュッフェのメニューの一例です。まずは前菜ですが、キッシュやコールドミート、シーフードカクテルなど8種類ほどが常時並んでいます。途中種類が変わることもあったので、こまめに見ておくといいでしょう。

ホットミールはこんな感じ。牛ステーキやサーモン、焼き野菜や沖縄そばを使った炒め物などが並びます。実際にはもうちょっと種類があり、常時10種類ぐらいはあったでしょうか。ライブキッチンではハンバーグと、ハムなどの入ったサンドイッチ(なぜかレーズンパンを使用した変わり種)を配っていました。カレーやサラダといった定番メニューももちろんあります。

デザートも種類が豊富ですし、朝もあったジュース類も置かれています。フルーツ類に加え、朝は利用できなかったアイスクリーム(写真は紅芋とシークァーサー味)も食べられます。

このように、都内の一流ホテルにも負けないぐらいランチビュッフェの方も充実しています。メニューはあまり変化しない(店員さん談)とのことですので、何日も続けて利用すると飽きるかもしれませんが、滞在中に一度は利用してみるといいでしょう。我々は一回分の朝食をコンビニで買ってきたパン+室内備え付けのコーヒーで賄い、余った券でランチビュッフェを食べました。

次回は館内の各種施設についてご紹介したいと思います。

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