東京駅の謎解きイベント「ダイスに導かれた三日月鉄道」に参加~八重洲地下街はなぜ迷いやすい?

東京駅で開催中の無料の謎解きイベント「ダイスに導かれた三日月鉄道」に参加してきました。参加時に歩くことになる八重洲地下街で迷わない方法もお伝えします。

本イベントは既に終了しています。

東京駅で無料の謎解きイベント開催中

まなビバ!東京ステーション「リアル宝探し ダイスに導かれた三日月(ムーン)鉄道」
このイベントは、実際に東京駅構内を回遊し、東京駅の歴史をもとに謎を解き明かす、宝探しイベントです。2024年7月2日(火)〜8月6日(火) 東京駅構内(改札外)で開催!

2024年7月2日~8月6日にかけて、東京駅無料の謎解きイベント「ダイスに導かれた三日月鉄道」が参加されています。このイベントは、東京駅の構内(改札外)に設けられたチェックポイントを巡りつつ、スマホを使って謎解きを行うイベントです。

謎解きに参加するにはLINEアプリが必要です。アプリから謎解きに参加し、すべての謎を解き明かしたうえで、東京駅丸の内北口のNewDaysで600円(税込)以上の買い物をするとクリア賞品(仕掛け付きオリジナルポストカード+自宅で遊べる謎解きキット)がもらえます。

駅構内を舞台とした謎解きといえば、昨年上野駅で開催されていた無料の謎解きイベント「上野謎解きステーション」に参加してきました(その様子は上記記事の最後の方で紹介しています)。なかなか歯ごたえのある難問ぞろいで個人的に結構楽しめたので、今回の東京駅のイベントにも参加してみることにしました。

ちなみに上野駅の謎解きは毎年夏休みに行われているようですが、今年の分はまだプレスリリースが出ていないみたいです。

今回の謎解きのビジュアルはこんな感じで、東京駅構内の至る所にポスターが張られていました。上野駅のイベントが手作り感満載だったのに対し、こちらは非常に洗練されていますね… 専門の謎解き制作会社に依頼しているようで、ゲームサイトの方も非常に凝っていました。

八重洲地下街の迷いやすさの原因は?

今回のイベントでは東京駅の改札外をうろつくことになるのですが、その際は必然的に八重洲地下街を歩くことになります。ところで、個人的に八重洲地下街は何回通ってもその構造がよく分からず、いつも現在地が分からなくなるのですが、これは私だけでしょうか? 大阪梅田の地下街(通称:梅田ダンジョン)よりもややこしいと個人的には感じています。

その原因を探るため、駅構内を巡るついでに改めてその構造を調べてみたのですが…

グランスタ八重洲のフロアマップ

実は八重洲の地下街は「グランスタ八重洲」「東京駅一番街」「ヤエチカ」「大丸東京店の地下売り場」「グランスタ八重」という5つもの地下街がボーダーレスに繋がりあった構造になっているのです。なので、気づかぬうちに別の地下街に行ってしまいがちです。

そして各地下街の店舗案内マップでは、当然のごとく自エリアの店舗しか表示がありません。なので、例えば東京駅一番街の「東京キャラクターストリート」に行きたいと思ってヤエチカのマップを見ても掲載されておらず、結果として行き方が分からない、という事態に陥りがちです。

東京駅周辺の全体図(「ヤエチカ」は「グランスタ八重洲」左側の道路下に存在)

よって、迷わないためには自分が今どの地下街にいるのか、そして目的地はどの地下街なのかをしっかり把握しておく必要があります。といっても、地下街はGPSも入らないですし、慣れない人が現在地を把握するのは正直言って難しいですが…

「ダイスに導かれた三日月鉄道」難易度&所要時間は?

話が逸れてしまいましたが、「ダイスに導かれた三日月鉄道」に参加した記録をご紹介します。以下の記事ではクイズの内容およびストーリーに関する直接的な記述は行っておりませんが、間接的にヒントとなりうる内容を含んでいます。謎解きに関する情報を事前に一切見たくない方は、以下の文章を読まないことをお勧めします。

今回の謎解きでは、ゲームサイト上の指示に従って東京駅の改札外を数か所巡ります。巡った先にはポスター(クリックすると画像が開きます)があるので、添付されたQRコードを読み取ると謎が出題されます。ポスターはそこそこ大きく、よく目立つので見落とす心配はないでしょう。とはいえ東京駅構内は複雑かつ広大で、人によっては地図を頼りにポスターを見つけるだけでも一苦労かもしれません。

一方、謎解きの方の難易度はやや低めでした。上野駅のやつが難しく散々苦しめられたので、拍子抜けだったくらいです。困ったときはヒントもついていますし、小学生くらいのお子様メインでも十分進められるのではないでしょうか。

ところで、東京駅の構内は丸の内側と八重洲側に分かれていて、間にある通路は丸の内北口~八重洲北口間のものと、あとは京葉線ホームまで南下したところにしかありません。丸の内側と八重洲側を何度も行き来させられたらどうしようかと思いましたが、どうやらそこまで意地悪な配置にはなっておらず、丸の内側と八重洲側の移動は1往復で済みました。なので、行き来をスムーズに行うために入場券やフリーきっぷなどを買っておく必要はないでしょう。

という訳で東京駅構内にそこそこ慣れている筆者は、途中やや迷いつつも30分少々でクリアすることができました。地図を見ながらのんびり歩いたとしても1時間ぐらいあればたいていの方はクリアできるのではないかと思います。

解き終わったところで丸の内北口のNewDaysに行き、600円の買い物をしてこのセットをゲットしました。銀色に光る封筒の中にはオリジナルポストカードが、その横には何か怪しげな紙片があります。実は謎解きには続きがあって、この紙片を使って更なる謎に挑むことになります。ここから始まる後半戦は難易度がぐっと上がり、筆者は家で解いてみましたが結構苦戦しました。実質無料の割にギミックも凝っていて、謎解きが好きな人でも満足できるクオリティだと思います。

NewDaysでの600円の使い道は?

JR東日本の無料スタンプラリーでは、NewDaysでまとまった買い物をしないと次のアイテムがゲットできない、というケースがよく見られます。そんな時に筆者がよく購入するのが「福島のセミドライリンゴ」「福島のセミドライもも」です。値段の割に軽くて日持ちがするのと、味の方も一般的なドライフルーツよりも塊が大きく、食べ応えがあってお勧めです。

NewDaysには、これ以外にも他コンビニではなかなか見かけないお菓子類が色々置いてあるので、試しにぜひ買ってみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました