京成電鉄の葛飾区内各駅で行われた、人生ゲームを模したデジタルスタンプラリーに参加しました。併せて、駅スタンプを求めて京成の都内全駅を訪問しました。
テーマは「人生ゲーム」だが、回る順番は任意で良い
京成線では夏休み期間に、「人生ゲーム」をモチーフにしたデジタルスタンプラリーが開催されました。京成線の葛飾区内の8駅が舞台となっており、専用アプリを用いて全駅のスタンプを集め、最後に青戸地区の商店を訪れると記念品(人生ゲームのお札を模したもの)をもらうことができる、というものでした。(私は時間の都合もあって記念品は貰わずじまいでしたが)
スタンプラリーの「台紙」は人生ゲームを模した画面となっていますが、他社でやっていた「リアル桃鉄」などとは違って、特に決められた順番通り進まねばならないということはなく、任意の順番で巡れば大丈夫でした。
各駅には以下のようなポスターが張ってあり、アプリでコマの部分を読み取るとスタンプを押したものとみなされます。(読み取り精度はあまりよくなく、何度かやり直しを強いられました) コマの内容は地元の名所や名物を模したものとなってます。せっかくなので、各駅に設置されたポスターの画像を残しておこうと思います。
「下町日和きっぷ」で都内全駅を巡る
京成では「下町日和きっぷ」という、都内の京成線内が乗り放題のフリーきっぷを通年で販売しています。筆者は個人的に23区内全駅訪問を目指しているため、これを機にラリーの対象とならない駅も含め都内の駅全てを巡ってきました。
まずは千代田線・常磐線で金町へ出て、京成金町線に乗車します。金町線では今や本線では風前の灯火となった3500形、3600形が最後の活躍をしています。柴又で下車するのは久しぶりですが、「寅さん」の像の少し後ろに「さくら」の像が追加されていました。
そして四ツ木駅には、先日浦和美園駅で見たばかりの「キャプテン翼」のキャラクターがずらり。何でも作者の出身地なのでこのような装飾がなされているそうです。この駅もそうですが、京成の青砥より西の区間は案外高架化が進んでいて、地平駅は数えるほどしか無いのが意外でした。
葛飾区内の各駅を訪問した後、他の区の駅を訪問しました。写真の京成関屋駅は、名前の全く異なる東武の牛田駅との乗換駅となっています。現地を訪問するのは初めてでしたが、両駅は短い横断歩道を挟んで向かい合っており、確かにこれなら同一駅と見なして問題なさそうです。
スタンプ配置状況
東京都内の全駅を巡った結果、各駅には以下の表の通り駅スタンプが配備されていることが分かりました。駅スタンプは、京成がここ数年配置を行っている横長長方形の新フォーマットのものと、それ以前の古いスタンプ(改札口で保管されているため駅員に問い合わせが必要)を区別して表示しています。古いスタンプの有無は一部の駅でしか確認していないため、不明な駅は「?」をつけています。
なお、新フォーマットのものは配備から数年が経っているからか、インクが枯れてしまっているものも散見されました。それ以前の古いスタンプはおそらく昭和の頃に作られたもので状態は悪く、「これ使えるかな?」と駅員さんが心配するほどでした。より状態が悪化すれば、廃棄されてしまう駅も出てきそうです。
駅番号 | 駅名 | デジタル スタンプ (期間限定) | スタンプ (新フォー マット) | スタンプ (旧フォー マット) |
---|---|---|---|---|
KS01 | 京成上野 | ー | 〇 | ? |
KS02 | 日暮里 | ー | 〇 | ? |
KS03 | 新三河島 | ー | ー | ー |
KS04 | 町屋 | ー | ー | 〇 |
KS05 | 千住大橋 | ー | 〇 | ? |
KS06 | 京成関屋 | ー | ー | ー |
KS07 | 堀切菖蒲園 | 〇 | ー | ? |
KS08 | お花茶屋 | 〇 | ー | ? |
KS09 | 青砥 | 〇 | 〇 | ? |
KS10 | 京成高砂 | 〇 | 〇 | ? |
KS11 | 京成小岩 | ー | ー | ー |
KS12 | 江戸川 | ー | ー | 〇 |
KS45 | 押上 | ー | ー | 〇 |
KS46 | 京成曳舟 | ー | ー | ー |
KS47 | 八広 | ー | ー | 〇 |
KS48 | 四ツ木 | 〇 | ー | ? |
KS49 | 京成立石 | 〇 | ー | ? |
KS50 | 柴又 | 〇 | 〇 | ? |
KS51 | 京成金町 | 〇 | 〇 | ? |
今回のラリーの対象外かつ駅スタンプが一切ない駅については、ひとまず訪問の証拠を残すため、駅舎の写真に加え、駅名看板との自撮り写真を撮ることにしました。(そこまでやるか、という気もするが…) 今後は駅スタンプのない路線の訪問の証拠をどう残すかが悩ましい所です。
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