【出血大サービス】東急電鉄「Q SKIP」が9月末まで爆安!渋谷~横浜・二子玉川・自由が丘往復で元が取れる

東急の乗車サービス「Q SKIP」では、2024年9月までの期間限定で一日乗車券が半額となるキャンペーンが行われています。Q SKIPの使い方と注意点を説明します。

注:本キャンペーンは終了しました。

東急の乗車サービス「Q SKIP」で期間限定キャンペーン

何だか品のないタイトルで恐縮ですが、なかなかインパクトのあるニュースが飛び込んできたのでつい…

https://www.q-skip.tokyu.co.jp/campaign/1

東急電鉄の「Q SKIP」は、2023年に始まったQRコードベースの乗車サービスですが、2024年9月限定で「乗り放題乗車券 半額キャンペーン」なるものを行うとのこと。なお、Q SKIPはクレカのタッチ決済で運賃を支払うサービスも提供していますが、これは割引対象外です。

で、割引後の乗車券の価格がなかなか凄いことになっています。

➀東急線ワンデーパス 740 円⇒370 円  東急線全線が1日乗り降り自由の乗車券

②東急線・東急バス一日乗り放題パス 1,040 円⇒520 円  東急線全線・東急バスが1日乗り降り自由の乗車券

③東急線トライアングルパス 450 円⇒225 円  渋谷〜自由が丘〜二子玉川のエリア内が1日乗り降り自由の乗車券

④池上線・東急多摩川線ワンデーパス(いけたまパス) 440 円⇒220 円  池上線・東急多摩川線が1日乗り降り自由の乗車券

⑤世田谷線散策きっぷ 360 円⇒180 円  世田谷線が1日乗り降り自由の乗車券

筆者も長年フリーきっぷの類を調査していますが、黙っていても客が来る首都圏の大手私鉄でここまでのダンピングを行う例はほとんど記憶にありません(高速バスとの競合が厳しいJR九州あたりならば珍しくはないですが…)。

「東急線ワンデーパス」が370円というのもなかなかインパクトがありますが、「東急線トライアングルパス」225円というのはなかなか衝撃的です。何せ渋谷~自由が丘は片道180円(IC運賃・以下同)なので単純往復で元が取れますし、渋谷~二子玉川に至っては片道227円するので1回乗車するだけで元が取れてしまいます。

ちなみに、渋谷~横浜は片道309円、渋谷~長津田は347円なので、いずれも「東急線ワンデーパス」で往復すれば余裕で元が取れます。

Q SKIPの使い方・注意点は?

Q SKIPについてはサービス開始直後に弊サイトでリポート記事を書いています。やや重複になってしまいますが、使い方について解説します。なお、上記ページではクレカタッチでも一日乗車券を利用できる旨記載していますが、これは2024年8月からできなくなっていますので注意が必要です。

専用サイトでの事前購入が必要、スクショはNG

まずはスマホからQ SKIPのサイトにアクセスし、会員情報を登録したうえでお好みの一日乗車券を購入します。このあたりの操作は特に難しくはないので詳細は割愛します。

すると、上記のようなQRコードが表示されるはずです。このQRコードは表示後1分間のみ有効であり、1分を過ぎると改札でエラーとなってしまいます。(なので、スマホのスクリーンショット機能でQRコードを保存することはできません)

よって、改札機を通る直前にブラウザ上のQRコード表示画面をリロードする必要があります。QRコード下の数字(上記の画面例だと「00:32」)が、無効になるまでの残り時間を表しています。

QRコードをブラウザ上で表示し続けると、時々Q SKIPサイトへのログイン状態が切れ、再ログインを要求されることがあります。その場合QRコードが画面から消えてしまいますが、Q SKIPサイトのメニューから「マイチケット」を選択すればQRコードを再表示できます。誤ってブラウザ上のQRコード表示画面を閉じてしまった場合もこの方法で再表示が可能です。

利用できる改札機は限られる

Q SKIPに対応した改札機

Q SKIPで利用可能な改札機は、各改札口に1基ずつ設けられたワイド改札機に限定されます(ただし世田谷線各駅と新横浜駅は対応改札機がなく、係員に券面を提示する必要あり)。対応改札機には、写真のように白いステッカーが張られているのでこれを目印にしてください。きっぷの読み取り部分には、磁気きっぷやSuicaの口と並んで白いQRコード読み取り機が追加されています。

読み取りは案外スムーズですが、QRをかざしてから読み取り音がするまでの時間は交通系ICカードよりワンテンポ遅い(体感だと0.5秒未満)ので、慌てずに通過しましょう。

また、東急のワイド改札機はいずれも両方向から利用が可能なのですが、それゆえ人の流れが多いと一方向からの流れが全く途切れず、利用しようにもなかなか利用できないという状況に陥りがちです。渋谷や横浜などターミナル駅では特にその傾向が顕著で、乗降客の多い駅では人の流れが途切れるまで2分近く待つケースもありました。ターミナル駅での乗車の際は列車に乗り遅れないよう、時間に余裕をもって改札を通過する必要がありそうです。

他社線との相互乗り入れ利用時はどうする?

東急各線は地下鉄・みなとみらい線・相鉄と直通していますが、これら他路線からの客がQ SKIPを利用することも(有人窓口での対応となってしまいますが)できます。下車駅の窓口で他社からの乗車券とQ SKIPを提示し、他社線部分の運賃を精算すればOKです。

同様に、東急線内でQ SKIPを使い、そのまま他社線の駅へ向かうこともできます、その場合は、Q SKIPの券面を他社線の駅で提示し、他社線の運賃を精算すればOKです。

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