【横浜駅前】崎陽軒「亜利巴″巴″(アリババ)」のシウマイ食べ放題ランチビュッフェが復活～お得に食べる方法とは？

駅弁界のキングオブキング「崎陽軒」経営のレストラン
外観・内装
いざ、食レポ
「アリババ」ランチビュッフェをオトクに楽しむ方法は？
追記(2023/2/23)

駅弁界のキングオブキング「崎陽軒」経営のレストラン

このご時世、列車内で飲食するのは避けたいという人もまだまだ多く、駅弁屋さんは売上的に苦戦していると思います。そんな中、神奈川を代表する駅弁屋「崎陽軒」は横浜市内中心に多数の店舗を擁し、主に持ち帰り弁当として堅調な売り上げを維持しているようです。

その崎陽軒が、名物の「シウマイ」食べ放題のビュッフェを自社ビル内のレストランでランチタイムに実施しています。このビュッフェ、昔から有名で行列が絶えない店として知られていたのですが、コロナ禍で中止となり、今年になってようやく復活した次第です。というわけで、夏休み期間中のある日に利用してみました。

ちなみに、コロナ禍の初期に「ダイヤモンドプリンセス号のビュッフェでコロナが蔓延した」との報道があったためか、「ビュッフェ＝感染の温床」というイメージを持たれている方もいるかと思いますが、コロナウイルスは接触感染することはほとんどなく飛沫(空気)感染が大半なので、取り分け用のトングから感染するとかいう心配はほぼありません。すなわち、ビュッフェレストランが他のレストランに比べて殊更感染リスクが高いということはないといえます。これは別に医療関係者でもない筆者が勝手に主張しているわけではなく、読売新聞にちゃんと記事になっています。

コロナの接触感染は気にしなくていい？

【読売新聞】編集委員　山口博弥前回のコラムで、新型コロナウイルスの感染対策としてのマスク着用に関する政府見解について書きました。「人との距離が十分に確保できなくても、会話が少ない場合などは必ずしも着用の必要はない」という内容。大々

交通系サイトを標榜する当サイトとしては本来食レポは守備範囲外なのですが、駅弁界の雄・崎陽軒の関連事業ということでいいことにしましょう。そして、食レポ記事のアクセス数に期待したいところ。

外観・内装

横浜駅東口の地下街「ポルタ」のレストラン街の奥の方に、崎陽軒のビルがあります(ご丁寧に案内板に「崎陽軒」と表示してあるのですぐ分かるはず)。その地下一階、地下街に面したところに「亜利巴″巴″(以下、アリババと表記)」があります。夜間は居酒屋として営業しているようで、「ビアレストラン」の表示がありますね。ちなみに、店頭にはクレミアアイスのディスプレイがありますが、クレミアは食べ放題ではありませんので念のため。

入店したのはランチのピークである12時半頃でしたが、店頭でビュッフェを利用したい旨を告げるとすんなり入店できました。店内は「アリババ」の名前通りどことなくアラブ風で、座席数も多くビュッフェ台もそこそこ広いです。ちょっとしたホテルビュッフェ並みの広さでしょうか。夏休みとあって家族連れでそこそこ賑わっていますが、満席とまではいかない程度の埋まり具合でした。

ビュッフェの料金は一人2300円でドリンクも飲み放題、コカコーラのサーバーでジュースやコーヒー・紅茶を自由に注ぐことができます。

いざ、食レポ

まずは一気に料理を取ってきました。一枚目の左上→左下→右上→右下へ順に、サツマイモ団子のフライ、水餃子、春巻、水炊き、麻婆豆腐、鶏手羽のカレー風味。二枚目も同様の順に、ふかひれ入りスープ、酢の物、海老餃子、炒飯、海苔巻き、そして主役のシウマイ4個。温かいシウマイは肉汁が少しジューシーでおいしいです。その他は概ね想像通りの味でしたが、手羽先が食べ応えがあってよかったです。ここは居酒屋であって中華料理店ではないので、和食も普通に出てきます。

しばらく食べていると、「サービスです」とのことで寿司を２カンもらいました。

ひとしきり食べ終わったところで、お代わりへ。先程気に入った品に加え、タコ焼きとエビチリが新登場していましたので回収しました。この店はディスプレイされている料理がころころ変わるので、どうしても食べたいものは早くキープしておくのが良いでしょう。また、一通り食べ終わっても新しい料理の出現を待つ手もあります。そして、ビュッフェで手を出してはならない(腹が膨れてしまうので)ともいわれるカレーもちょっとだけ。らっきょうがちゃんと用意してあるのがいいですね。カレーにシウマイを入れて食べるのが通だとか。

さて、入店前はシウマイを一箱分(15個)は食べるぞ、と息巻いていたのですが、この日はあまり腹が減っていなかったこともあって７個で断念…　本物のシウマイ弁当のシウマイは５個なので、飽きさせずかつ満足感を与えるにはちょうど良い個数なのかもしれませんね。