小田急電鉄が主催する無料の謎解きイベント「小田急 謎街トレイン2026」に参加しました。難易度や所要時間・注意点などを説明します。
恒例となった無料の謎解き企画

小田急電鉄では、参加費無料の謎解きイベント「小田急 謎街トレイン2026」を5月25日まで開催しています。小田急電鉄の各駅で配布されている冊子とLINEアプリを用いながら、小田急各線の沿線各地を巡り謎を解き明かすというものです。
昨年同様、本編クリア後にチャレンジ可能な「スペシャルミッション」という高難易度ミッションも用意されています。スペシャルミッションは駅を訪問することなくどこでも解けます。
なお、今年は本編が新宿コース(新宿~海老名間)、小田原コース(町田~小田原間)の2パートに分かれました。両コースの終点はどちらも相模大野で、始点(新宿 or 小田原)・終点(相模大野)のどちらからでも始めることが可能です。
公式サイトによると、想定所要時間は本編が1コースあたり4時間〜6時間程度、スペシャルミッションが40分〜60分程度とのことです。ちなみに本編は8ページ、スペシャルミッションはA4の一枚紙となっています。

筆者は昨年に引き続き、今年は「スペシャルミッション」を含め一通りクリアしてきました。クイズやシナリオについてはネタバレ厳禁とのことなので極力直接的な言及は避けつつ、初めて参加する方や参加検討中の方向けに難易度、参加にあたって注意すべき点などについてご紹介したいと思います。
以下の記事ではクイズの内容およびストーリーに関する直接的な記述は行っておりませんが、間接的にヒントとなりうる内容を含んでいます。謎解きに関する情報を事前に一切見たくない方は、以下の文章を読まないことをお勧めします。
本イベントの難易度や所要時間・注意点など
鉄道系謎解き全般の説明はこちらをご覧いただくとして、本イベントの難易度や所要時間・注意点などを説明します。
本イベントではストーリーのようなものはなく、指示に従い新宿コースで10駅、小田原コースで9駅を巡ります。ただし、2つの駅は重複しているので、合計すると17駅を訪問することになります。なお、相模大野から両コースを同時にスタートし、小田原コースの2駅目を先に訪問すると重複なく全駅を訪問可能です。
訪問するチェックポイントは各駅の改札から近いところが多いですが、新宿コース・小田原コースとも一部のチェックポイントはそこそこ歩かされます。よって雨天時や夜間のプレイは避けた方がよいでしょう。チェックポイントへの行き方は分かりやすい地図で提示されるので安心です。
小田原コースを相模大野からスタートした場合、最初の方で訪問するチェックポイントは商業施設の中に置かれていて、立ち入れるのは10:00以降に限られています。朝早くからプレイする場合は注意が必要です。
本編で出題される謎は一駅あたり1~2問です。それとは別に、電車移動中に解けるシンプルな謎がLINE上で提示されます(スキップすることも可能)。両方とも、何度は「山手線謎めぐり」「地下謎」よりはやや簡単なレベルでした。ただし、かなり難解な問題も時折出題されました。
一方、スペシャルミッションの謎はより難易度が高く、ヒントなしで解くのはかなり難しいレベルでした。
参加の感想
今回の謎解きですが、昨年と同様に無料の謎解きにしてはなかなか凝った問題も多く(若干強引なところもあったけれども)、工作系のギミックもあったりして結構楽しめました。LINEで送られてくる謎も含めれば問題数も豊富でしたし。
一方、今回は訪問駅が17に増え(昨年は重複を除くと14駅)、しかも探索範囲が小田原にまで広がったことで(昨年は都心方面からだと本厚木が最遠)、駅巡りの難易度は大幅に上がりました。
新宿から小田原までは快速急行で1時間半かかりますし、各駅で20分掛けたとした場合、本編の所要時間は単純計算で実に9時間(スタート駅へ戻る時間も含む)にもなり、かつてないハードさです。2回に分けてプレイする手もありますが、小田急の1日フリー券が2000円もすることを考えると、何とか1日で終わらせたいところですが…
とにかく、一日で全クリアするつもりならなるべく午前中早い時間にスタートするのがよいでしょう。
ちなみに、立ち寄る駅の周辺には商業施設は多数あるので(というか、新百合ヶ丘・町田・相模大野・海老名・本厚木あたりの繁栄ぶりにはいつも驚かされます)、謎解きの合間の休憩や食事に事欠く心配はないでしょう。なかなかゆっくり休憩とはいかないかもしれないですが。

小田急1日全線フリー乗車券(2000円)は買うべきか?
公式サイトでは、小田急の「1日全線フリー乗車券」を使用することが推奨されていますが、これが2000円とそこそこ高く、躊躇する人もいるかもしれません。このフリーきっぷは小田急全線、すなわち新宿から小田原・片瀬江ノ島にまで行けてしまうものなので高いのはやむを得ない面もあります。
先述のとおり今回のラリーは訪問駅数が多いため、一日で全て巡るならフリー乗車券を買う方がお得です。

なお、これは海老名・相模大野や江ノ島線各駅を出発地とする方限定の方法となってしまいますが、「小田急東京メトロパス」を利用するという手もあります。小田急東京メトロパスは、東京メトロ(+新宿~代々木上原間)の乗り放題と、小田急線の駅から代々木上原までの往復チケットがセットになったものです。
ですがこの切符には隠れた特性があって、紙版ではないPASMO版に限って、出発駅から代々木上原までの途中駅で自由に乗り降りできるのです。ただし、出発駅で下車してしまうと前途無効となります。
例えば相模大野発の小田急東京メトロパスを1200円で購入すれば、新宿コース限定ながら「1日全線フリー乗車券」より安く全ての駅を訪問できる上、東京メトロのフリーきっぷもついてきます。ただし本厚木で下車すると切符が無効となってしまうので、海老名へ行く際は別途運賃を支払う必要があります。
当然ながら、相模大野発の小田急東京メトロパスは相模大野駅に来ないと買えないため、都心方面が出発地の方はこの方法は使えません。


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