鉄道会社の主催する謎解きイベントは近年好評を博しており、年々イベント数も増えています。イベント参加のコツを初心者向けにご説明します。
30イベントに参加した筆者が参加のコツを紹介
鉄道会社が主催する謎解きイベントは、2010年代半ばに東京メトロや都営地下鉄などが始めたのが最初だったそうですが、近年の謎解き人気の高まりによりJR・私鉄各社が次々参入し、イベント数も増加の一方です。筆者は2023年ごろから謎解きにハマりだしましたが、その頃に比べると各イベントの参加者数もじわじわと増えている印象を受けます。
筆者も気づけばここ数年で30ほどのイベントに参加し、各イベントのレポートや攻略法を紹介してきました。しかし、謎解き業界では「ネタバレ厳禁」という掟があるらしく(ネタバレしてしまうと楽しめない、という人も多いので)、それに従っているとどうしても詳細なリポートをお伝え出来ず、コピペのような似たり寄ったりの記事ばかりとなってしまっていました。
そこで、本記事では鉄道会社主催の謎解き(以下、鉄道系謎解きと記載)参加のコツをFAQ(よくある質問)形式でまとめ、今後執筆する謎解き参加レポートでは重複する内容は省略しようと思います。
鉄道系謎解きに何となく興味があるけど参加したことがない…という方も、本記事に目を通していただければ参加のコツがなんとなくわかるかと思います。
鉄道系謎解き全般について
鉄道系謎解きって何するの?他の謎解きとの違いは?
鉄道系謎解きは「周遊系謎解き」の一種です。
謎解きイベントは元々、カフェのような所やホールに集まってみんなで問題を解く、というのが一般的だったようです。そこから派生し、謎解きに宝探しというかオリエンテーリングのような要素を加えたのが「周遊系謎解き」です。
周遊系謎解きは、謎解きキットに書かれた謎を解くと次に行くべき場所(チェックポイント)が分かり、チェックポイントにあるポスター・オブジェなどをヒントに次の謎を解き、また次のチェックポイントに行く…というのを繰り返すのが基本です。鉄道系謎解きはこの周遊型謎解きの一種で、移動に鉄道(+徒歩)を使うことになります。
鉄道系謎解きは何が楽しいの?どんな人に向いている?
鉄道乗車や街歩きの良いきっかけとなります。
筆者は鉄道に乗るのが好きですし、日頃の運動不足解消のために街歩きもしたいのですが、何かきっかけがないとなかなか能動的に動けないものです。そんな人にとって鉄道系謎解きは、電車に乗って普段行かない所にお出かけするいいきっかけとなるはずです。
もっとも、鉄道系謎解きは「鉄道乗車・街歩き・謎解き」の3要素を必ず行う必要があるため、いずれかに拒絶感のある人(例えば、謎解きは好きだけど人混みを歩くのは苦手な人)にとっては逆にストレスになってしまうかもしれません。上記3要素をそれなりに楽しめる人向けの遊びだと言えるでしょう。


代表的な鉄道系謎解きイベントは?
首都圏だとJRの「山手線謎めぐり」と、東京メトロの各イベントが代表的と言えます。
2026年1月現在、首都圏エリアで定期的に開催の実績のあるイベントは以下のものがあります。
- 「山手線謎めぐり」(JR東日本):有料、毎年9月~1月に開催
- 「地下謎への招待状」(東京メトロ):有料、毎年秋~春頃に開催
- 「メトロタイムゲート」(東京メトロ):有料、上記「地下謎」と重複しない時期に開催
- 「鉄道探偵」シリーズ(都営地下鉄&京王):無料、毎年12月~3月に開催
- 「謎街トレイン」(小田急):無料、毎年1月~5月に開催
- 「なぞたび列車物語」(西武):有料、不定期開催
- 「ナゾ解きした町電車旅」(京成):有料、毎年6月~12月に開催
- 「ミュージアムで謎解きを」(東京メトロなど):無料(別途入場料要)、毎年8月~9月に開催
- 「東京駅サンタ謎」(駅周辺の商業施設):無料、毎年11月末~12月に開催
下2つは商業施設や美術館が主導なので若干毛色が異なりますが… この他にも単発のイベントも色々と行われていて、年中どこかしらの会社でイベントが行われていると言っていい状況です。過去のイベントについては本サイトでも取り上げています。
その中でも、「山手線謎めぐり」と東京メトロの各イベントは歴史も長く、集客力の高い東京都心で行われることから段違いに参加者が多いです。
なお、筆者は参加したことはありませんが、関西圏では大手から中堅に至るまでほとんどの鉄道会社が定期的に謎解きイベントを開催しており、首都圏よりもイベント数は多いぐらいです。


費用について
鉄道系謎解きの参加費はどれくらい?
有料イベントは2000円台(乗車券除く)の場合が多いです。
鉄道系謎解きは元々、鉄道の利用促進や沿線観光地への集客のために始まったため、以前は無料や比較的安価(1000円程度)のイベントが多かったようです。しかし近年は謎解きブームでプレイヤー側の目も肥えてきたため、謎解きキットも年々豪華になってきており、鉄道の乗車券を除いても2000円台が当たり前となってきています。
上にも書いた通り、無料のイベントも時折開催されていますので、初めての方は雰囲気を知るために参加してみてもいいかもしれません。なお本サイトでは取り上げていませんが、各地の自治体や大型商業施設も無料の謎解きイベントを頻繁に開催しているようです。
鉄道フリーきっぷの購入は必要?
フリーきっぷ付きのキットもありますので要注意。
まず、イベントによってキットにフリーきっぷが含まれる場合とそうでない場合があります。公式サイトで確認の上、二重購入しないようにしましょう。なお、きっぷは1キットにつき1枚しかないので、複数人でプレイする場合は同行者のきっぷが別途必要です。
フリーきっぷがキットに含まれていない場合、プレイ時に推奨されるフリーきっぷが公式サイト等に記載されている場合がほとんどですので、それを購入するのがよいでしょう。ただし一部例外もありますので、詳細は個別の記事にて説明します。

スケジュールについて
鉄道系謎解きの所要時間は?時間制限はある?
時間制限はありません。所要時間はイベントによりますが、それなりに掛かります。
鉄道系謎解きには基本的に時間制限はありません(ただし、遅くなりすぎるとチェックポイントに行けなくなる恐れあり、詳しくは後述)。
イベントのクリアに要する時間は公式サイト等に記載されています。ただし記載されているのは、休憩・食事等を含まない最短時間であることがほとんどです。有料のイベントだと所要時間は最低でも4~5時間にはなるので、相当無理をしないと最短時間でクリアするのは難しいでしょう。
筆者は生来せっかちな上になかなか時間も取れないので、毎回最短クリアを狙って休憩なしで先を急いでいますが、このようなスタイルは正直お勧めしません。イベントのチェックポイントは最新の商業施設や観光地・公園・神社仏閣など、ゆっくり散歩するにはうってつけの場所に置かれていることが多いので、観光や飲食を交えつつのんびり回ることをお勧めします。

訪問する駅の数は?
有料イベントでは5駅が標準ですが、イベントによります。
有料イベントの場合、訪問する駅は5つというのがスタンダードとなっています。意外に少なめですが、有料イベントは各駅で出される問題の分量が多く、複数のチェックポイントを巡ることが多いので、1駅あたり30分~1時間程度は掛かることがほとんどです。参加者の体力面を考えると、5駅ぐらいが限度なのでしょう。
一方、無料イベントは各駅で出される問題が1~2問と少なく、その分訪問駅が多い傾向にあります。ただしイベントによって差がありますので、詳しくは個別の記事をご覧下さい。
その日のうちにクリアできなかった場合、後日に持ち越してもOK?
問題ありませんが、フリーきっぷの効力が切れることには注意。
のんびり回りすぎてその日のうちにクリアできなかった場合、後日改めてプレイすることも可能です(一部のイベントを除く)。ただし、鉄道のフリーきっぷは効力は一日限りなので、別途フリーきっぷを買いなおすか、運賃を支払う必要があります。なので、なるべく朝の早い時間にスタートし、一日でクリアしてしまうのがよいでしょう。
なお、地下鉄・JR以外の私鉄(西武・京成・小田急・京王など)のイベントは都心からそれなりに距離のある所を巡ることが多く、途中でストップして後日改めて出直すと大幅なタイムロスになる可能性もあります。よって、極力一日でクリアするのがよいです。
早朝や深夜にプレイすることは可能?
一部のチェックポイントにアクセスできない可能性あり。公式サイト等で確認を。
この辺は個別の記事にて説明するつもりですが、多くのイベントでは一部のチェックポイントが商業施設や公共施設内に置かれていて、営業時間外に訪問すると入れない恐れがあります。ただしほとんどの場合、ヒントを見ればチェックポイントに置かれているモノの情報が書かれているので、先に進めなくなる心配はありません。
イベントによっては、「この時間帯は入れない場所があります」というように注意書きがある場合もありますので、できればその時間は避けるようにしましょう。ほとんどのイベントでは、スタートが朝9時以降であれば時間制限に引っかからないよう設計されているはずです。
一方、屋外(公園や公共の通路など)に置かれているチェックポイントはいつでも訪問できますが、夜間は暗くて見つけづらい場合も多々ありますのでご注意を。
雨天や猛暑の日にプレイすることは可能?
イベントにもよりますが、外歩きが多い場合は避けた方がよいでしょう。
この辺も個別の記事にて説明するつもりですが、多くのイベントでは探索対象のオブジェは基本的に屋外に置かれているので、雨天や猛暑の日の探索はお勧めしません。特に雨天時はキットに含まれる紙類が濡れて破損する恐れがあるので、避けた方が無難です。
一方、一部イベントでは駅構内で完結するもののあり、その場合は雨天でも問題なくプレイすることが可能です。
持ち物について
プレイ時は何を持っていくべき?
スマホはほぼ必須、あとは筆記用具(特に消しゴム)は持って行った方がよいでしょう。
最近の謎解きイベントは、謎そのものは紙面で解き、解答のチェックや次行く場所の指示・ヒントの閲覧はスマホで行う場合がほとんどです。スマホにて主に使用するアプリはLINE・ブラウザ・カメラです。よって、これらのアプリが使えないお子様が単独で参加するのは難しいでしょう。
スマホを使うものが増えている理由として、紙面は一度印刷してしまうと後から修正ができないのに対し、LINEやブラウザの表示は差し替えが可能なので、バグや不測の事態(立ち入る施設が急に休業してしまった、とか)に対処しやすいという背景もあるのでしょう。
あとは、消しゴムは持って行った方がよいです。謎解きの際、文字を書いたり消したりしながら試行錯誤することはよくありますので。また、無料イベントの場合は冊子を収納するクリアファイル、それに鉛筆も必要です(有料の場合はペグシルが付属しているが、念のため持っておくとよい)。筆者は荷物になるので持っていきませんが、クリップボードを持参するという人も多いようです。
その他、一部のイベントでは謎解きの際に音声を聞く必要がある場合もあります。公式サイト等にその旨注意書きがあるはずですので、必要に応じてイヤホンを持って行った方がよいでしょう。
キットが大きすぎるので、中身だけ持って行ってもいい?
必ずキット一式(フリーきっぷやペグシルなども含む)を持参してください。
東京メトロなど一部のイベントのキットのパッケージは妙に大きく、持って歩いていると非常に目立ちます。イベントの存在を世間にアピールするための戦略なのでしょうが、筆者はいい年をして目立ちたくないので、キットを買い物袋に入れて持ち歩いています(ささやかな抵抗)。
とはいえ、パッケージそのものを謎解きで使う場合も多いので、邪魔だからと家に置いて行ってはいけません。同様に、フリーきっぷやペグシルなどの付属物も必ず持っていくようにしましょう。
ちなみに、「山手線謎めぐり」はA5サイズとコンパクトでカバンにしまいやすく、個人的には好感が持てます。また、無料イベントの場合はA4サイズのパンフレットであることがほとんどです。

謎解きについて
どんな問題が出題される?
公式サイトの「お試し謎」で大体の雰囲気がつかめます。
謎解きイベントはネタバレ厳禁ゆえ、参加したことがない方からすると「どんな問題が出題されるのか」がイメージしずらいと思います。各公式サイトには、「お試し謎」と称して例題が載っていることが多いので、これを解いてみると何となくそのイベントの雰囲気が分かるかもしれません。
特に「山手線謎めぐり」は毎年多数の例題を載せてくれているので、慣れていない方は練習してみるといいでしょう。「山手線謎めぐり 練習問題」で検索してみると過去数年分が見られます。
ただし、例題で出題されるのはごくオーソドックスな謎解きであり、有料イベントではより凝った謎も出題されます。代表的なものは以下の通りです。
- パズル系:クロスワード、スケルトン、迷路などのパズルを解く。その謎解き独自のルールに従って解く場合もあり。
- 推理系:過去のストーリーに基づき、ある物事(例えば犯人と犯行動機など)を推理する。
- 工作系:冊子を折り曲げたり、同梱された紙片やシールを組み合わせたりして特定の図形や立体を作る。
- 探索系:指示に従い、近辺にあるオブジェや看板を次々と見つけながらゴールへ向かう。
このあたりは例題もないので、イベントに参加して慣れていくしかなさそうです。
各イベントの謎解きの難易度はどれくらい?
定量的に表すのが難しいため、「山手線謎めぐり」など主要イベントを評価軸としています。
各イベントの難易度がどれくらいかが気になる方は多いとは思いますが、謎解きの問題は上記のように多岐にわたっているため、どのジャンルが得意かによって感じ方は大きく変わります。なかなか定量化するのが難しいため、本サイトでは「山手線謎めぐり」「地下謎」といったメジャーなイベントを評価軸とし、それより難しいか易しいかを記載しています。
とはいえ、「山手線謎めぐり」「地下謎」は出題される謎が多様で難易度も高く、初心者だとヒントを頼らないとクリアは難しいでしょう。一般的には有料イベントより無料イベントの方が難易度は低いので、初心者でも参加しやすいです。
謎が分からなくて行き詰まることはない?
ほとんどの場合、「ヒント」を見れば先に進めます…が、見過ぎないように。
全てのイベントに「ヒント」が付いており、それを見れば答えまで教えてくれるので、途中で行き詰まる心配はほとんどないでしょう(ごく一部、ヒントがなかったり不親切だったりするイベントもあるが)。ただ、過度にヒントに頼りすぎると「指示されるがまま、ただただチェックポイントを巡らされている」という感覚に陥ると思いますので、利用は最小限にとどめましょう。
筆者は、4~5分考えても解けない場合と、そもそも問題文の言いたいことが理解できない場合のみヒントを見るようにしています。
どこまで解けば次の駅に行ってもいい?
スマホ上で「次は○○駅に行こう」と指示を受けた時点で移動できます。
これはイベントによるのですが、謎解きキットを先読みすると訪問する駅名が堂々と書かれている場合もあります。しかし、訪問した駅で巡るべき場所や解くべき謎を全て終えたかを確認しないまま次へ行ってしまうと、実は解くべき謎がまだ残っていて、結局元いた駅に戻る羽目になる恐れがあります。
その駅でやるべきことを終えると、必ずスマホか冊子上で「次は○○駅に行こう」という指示が出るはずですので、その指示が出た時点で移動を開始するようにしましょう。なお、次に行く駅がひねくれた形(駅番号とか)で表現される場合もあり、もし不安ならばヒントで確認してみましょう。
また、有料の謎解きでは最後に手の込んだ「最終問題」が出ることが多く、これは自宅やカフェなど落ち着いた場所で時間をかけて解くことが推奨されます。その場合、「ここから先はどこでも解けます」という指示文が出ますので、いったん帰宅してしまっても大丈夫です(ただし例外もあり)。
謎はどこで解けばよい?座って解く場所はありますか?
ベンチが多く広い場所にチェックポイントが配置されていることが多いが、例外あり。
各チェックポイントで出題される謎は、単純なものもあればじっくり時間を掛けないと解けないものまで様々です。時間のかかるものや工作系の謎を解く場合、謎解きキットに「○○(ベンチのある商業施設の休憩所や公園、カフェなど)で解きましょう」と書かれている場合も多いので、そちらに移動するとよいでしょう。また、広場や休憩所で謎が解けるよう、それとなく誘導してくれている場合もあります。
ただ、そういう配慮があまりなされていないイベントもありますので、その場合チェックポイント前に長く居座らず落ち着ける場所に移動しましょう。
チェックポイントに人が沢山いて落ち着いて解けないのですが?
人気イベントは混雑する場合もあるので、できれば平日か朝早めに出かけましょう。
「山手線謎めぐり」や東京メトロの各イベントは人気が高く、チェックポイントに行くと同じキットを持ったプレイヤーがわんさかいる、ということも珍しくありません。この手の謎解きは「ヒントとなるオブジェを探す」ことも楽しみの1つなはずですが、これほど人が多いと「探索している感」は全くありません…
なので、できれば平日、それが難しければ朝早めにプレイすることをお勧めします。上にも書いたとおり、あまり朝早すぎるとチェックポイントにアクセスできない場合があるので、8時~9時ぐらいのスタートがお勧めでしょうか。(イベントにもよるので、詳しくは個別記事で説明します)
もっとも、地図読みが超苦手、という人は他のプレイヤーが周りにいた方が有利になるので、あえて混んでいる時間帯を狙ってもいいかもしれません。
チェックポイント探しについて
チェックポイントへはどう行けばいい?地理オンチだけど参加できる?
実は謎解きの能力より地理感覚の方が重要かも。
巡るべきチェックポイントの位置は、地図で示される場合と文章で示される場合があります。
地図で示される場合、見つけるべきオブジェの場所や形状、途中のルート上の目印などが細かく記載されていると思いますので、比較的容易にチェックポイントを見つけられると思います。とはいえ、一部イベントでは地図が不親切で、見つけるべきオブジェの位置が分からず現場で右往左往させられることもありますので、ヒントやGoogleマップなども頼りにしてみて下さい。
一方、巡るべきチェックポイントが全て文章で指示されるイベントもあります。例えば「改札口を出て右側の階段を降り、正面の道を2つ目の信号までまっすぐ進む」といった調子で、よくよく観察しないとチェックポイントを通り過ぎてしまう可能性もあります。
その際、一部のイベントでは次の目的地への所要時間の目安(5分、7分など)が示されますが、この数字は若干盛りすぎというか、女性や子供向けの表示になっています。「5分」と書かれていたら、成人男性だと3分ぐらいで着いてしまうイメージだと思っておくといいでしょう。
所要時間の表記のないチェックポイントはそれほど遠くなく、せいぜい1~2分歩けば見つかるはずです。逆に言うと、5分以上歩いても目当てのチェックポイントが見当たらない場合、見落としている可能性が非常に高いため元の地点からやり直してみましょう。
いずれのケースでも、地図や文章を正しく読み取って正しく進むための「地理感覚」と、目当てのオブジェを見落とすことなく見つけ出す「観察眼」が必要となるでしょう。このあたりに自信がない人だと、想定以上に苦労するかもしれません。

場所が分からなければ駅員さんに聞けばよい?
駅員さんは基本的にイベントには関わっていませんので、避けましょう。
鉄道系謎解きは鉄道会社が主催しているとはいえ、謎解きキットの作成は専門業者にアウトソースしている場合がほとんどです。よって現場の駅員さんは、キットの販売以外は何一つ関与しておらず、チェックポイントの情報も持っていません。口頭でできるレベルの道案内はしてくれるかもしれませんが、その範疇を超える質問は避けましょう。
その他
お勧めのイベントはどれ?
その人の好みによりますし、定番イベントでも年によって変動が大きいので断言は難しいです。
鉄道系謎解きは一見どれも同じように見えて、謎解きの問題の傾向・鉄道乗車時間・歩行距離・ストーリーの複雑さなどが結構異なります。またマンネリを防ぐためか、同じイベントでも年によってガラッと傾向が変わることもあります。
そもそも、鉄道系謎解きは分量が多ければよいという訳でもなく、バランス調整が大変で毎回試行錯誤の繰り返しなんだろうな、と思ってしまいます。というのも、各イベントは基本的に一日でクリアすることを想定しており、鉄道乗車時間や歩行距離が長すぎると参加者が疲れてしまいますし、机や椅子も満足にない屋外という「アウェー」の環境で謎を解かねばならないので、過度に難しかったり複雑な作業を要求する問題だとストレスになってしまいます。(逆に簡単すぎるとそれはそれで不満の元となるし)
何が言いたいかというと、個人の謎解きの能力や体力、ストーリーに共感できるか否かでイベントの感想は千差万別なので、「このイベントがお勧め」と断言するのは難しいということです。
敢えていうならば、上の方で挙げた定番のイベントは、長く続いているだけあって問題の質や量がそれなりに安定しているとはいえそうです。
ちなみに筆者は、「一日で博多→長崎→別府→北九州→高松を移動」とか「万博パビリオンを日帰りで17個巡る」とか無茶なことばかりやっているので、多少移動がハードでも苦になることはありません。また、パズルや謎解きはそこそこ解ける一方、ストーリーを読んで理解することは苦手な典型的理系脳なので、シナリオはほぼ読み飛ばしています。(なので推理系の謎解きは苦手…)
そのため、「目一杯電車に乗って街歩きして、たくさん謎解きができればそれでOK」というスタンスでプレイしており、感想もそれに基づいて書いていますのでご承知おきください。


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