都営地下鉄・京王の無料謎解き「鉄道探偵と2つの発車ベル」に参加した~難易度・所要時間を解説

都営地下鉄・京王が主催する無料の謎解きイベント「鉄道探偵と2つの発車ベル」に参加しました。難易度や所要時間・注意点などを説明します。

鉄道系謎解きの全般的な説明は上記リンクからどうぞ

11度目開催の恒例イベントに参加

鉄道系の謎解きというと、首都圏では東京メトロが古くから開催していることが知られていますが、実は都営地下鉄・京王電鉄も、「謎解き」が広く一般に知られるようになる前の2015年からイベントを開催し続けています。

有料イベント中心で年々派手になっていく東京メトロに対し、都営の方はイベント開始時とほぼ変わらない体裁で無料イベントをコツコツと実施しており、両者の体質の違いがこんな所にも現れている…のかも知れません。

それはさておき、都営地下鉄・京王は今年も無料の謎解きイベント「鉄道探偵と2つの発車ベル」を2026年3月15日まで開催しています。冊子は都営・京王各駅にて無料で配布しています。

本イベントは都営編と京王編の2つに分かれており、どちらか片方だけのプレイもできるようになっているのが特徴です。内容的には両パートはつながっており、両パートをクリアした上で「エクストラ編」までクリアすると真のエンディングが見られるようになっています。

加えて、今年は京王井の頭線を舞台としたより高難易度のイベント「鉄道探偵K VS 怪盗N 4つの秘宝と線路の行方」も開催されます。(こちらのイベントについては別記事にて紹介しています)

鉄道探偵シリーズは「大人のための謎解きイベント」を自称する通り、他社のイベントのような子供や若年層向けのキャッチーな要素はほぼないのも特徴です。筆者の見る限り、実際の参加者層も大人が多かった気がします。

筆者は昨年に続いて都営編・京王編の両方にチャレンジしてきました。例によって謎に関するネタバレは厳禁とのことなので極力直接的な言及は避けつつ、初めて参加する方や参加検討中の方向けに難易度、参加にあたって注意すべき点などについてご紹介したいと思います。

以下の記事ではクイズの内容およびストーリーに関する直接的な記述は行っておりませんが、間接的にヒントとなりうる内容を含んでいます。謎解きに関する情報を事前に一切見たくない方は、以下の文章を読まないことをお勧めします。

イベントの大まかな流れ&巡る駅の数・範囲は?

鉄道系謎解き全般の説明はこちらをご覧いただくとして、本イベントの大まかな流れを都営編と京王編に分けて説明します。

都営編

都営編では、都営地下鉄の駅のうち7駅を巡ります。上で述べた通り、シナリオがスマホ上で展開するため、冊子を先読みして行くべき場所や順番をあらかじめ知ることは難しいです。

チェックポイントはごく一部を除き駅構内(改札内・改札外どちらか)にあり、アクセスできる時間の制限はありません。

今回巡る駅は都心部(銀座とか大手町とか新宿とか)からはやや外れた駅にも配置されており、昨年に比べると回りごたえのあるルートでした。とはいえ、極端に遠い駅に配置されている訳ではないので、長い電車移動でうんざりするということはないでしょう。

また、(JRや東京メトロを使わず)都営地下鉄だけを使ったとしてもストレスなく回れるような絶妙な配置になっているという印象でした。

京王編

京王編では、京王線系統の駅のうち7駅を巡ります。一部を除き、冊子を先読みすれば行くべき場所や順番は何となくわかるかもしれません。

チェックポイントは駅構内にあるとは限らず、ちょっとした街歩きを行う必要のある駅もあります。また、一部のチェックポイントは商業施設内にあるため、早朝や深夜はアクセスできない恐れがあります。また、1月1日と2月17日は施設の閉鎖によりプレイできないとのこと。

昨年もそうでしたが、巡るべき駅は都心に近いエリアから多摩地域まで広範囲に分散しており、乗り鉄の筆者でも「遠いな…」と思うほどでした。大手私鉄では比較的営業範囲の狭い京王電鉄ですが、それなりにタフな移動を強いられると思っておいた方がいいでしょう。

割とシンプルな造りだった都営編と比べ、京王編は紙面だけではなく疑似アプリや音声を使って謎を解く局面もあったり、なかなか大掛かりな仕掛けを施したチェックポイントもあったりして、無料イベントながらギミックは凝っている印象でした。

エクストラ編

エクストラ編はチェックポイントを巡ることなくクリアできますので、自宅などでプレイすることも可能です。

所要時間は?謎解きの難易度は?

筆者は都営編・京王編の両方をプレイしてみましたが、どちらも正味3時間半ほど掛かりました(休憩時間やスタート・ゴール駅への移動時間は含まず)。無料イベントということで謎解きのボリューム自体は有料のイベントと比べて少なめでしたが、他の鉄道系謎解きと比べて訪問する駅の数が多かったため時間が掛かりました。

謎解き自体の難易度は、個人的な体感だと「地下謎への招待状」「山手線謎めぐり」(2025年版)など他社の有料イベントに比べればやや低めかなと思いました。ただ、一部難解な謎もありましたし、本イベントは他のイベントに比べて全般的にヒントがざっくりしており、ドツボにはまると途中で手詰まりに陥る可能性もありそうです。

一方、「エクストラ編」は謎解きに加えて、都営編・京王編のシナリオを思い出して推理を行う局面もあり、なかなか難易度は高いです。「メトロタイムゲート」などと異なり、今回のゲームサイトでは過去の任意のパートに戻ってシナリオを読み返すことはできないため、不安ならばスクショを取っておくとよいでしょう。

都営編・京王編の両方を一日でクリアできる?

都営編・京王編の両方を一日でクリアすることも物理的には可能だと思いますが、謎解きの所要時間に加えて、各編のスタート・ゴール駅への移動も加えれば少なくとも合計で8時間ぐらいは掛かると思いますので、正直お勧めはしません。

ちなみに筆者は、京王編・「怪盗N」プレイに加え、一部駅に設置された「エキタグ」も集めていたので計8時間ぐらい京王沿線をさまようこととなり、非常に疲れました。

クリア画面(キーワードは削除済)

都営編で使うべきフリーきっぷは?

謎解き冊子の案内において、都営編については「都営まるごときっぷ」(700円)、京王編については「京王線・井の頭線一日乗車券」(1000円)の利用が推奨されています。

京王編については異論はないですが、都営編については都営地下鉄に加え東京メトロが乗り放題となる「都営地下鉄・東京メトロ共通一日乗車券」(900円)という選択肢もあります。例えば渋谷・池袋・北千住などの都営線の路線がない駅からスタートする場合、謎解きのスタート駅やゴール駅への移動に東京メトロを使うとお得に移動できるはずですので、後者を買っておく方がよいでしょう。

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