近年、勢力を拡大しつつあるデジタル駅スタンプ帳「エキタグ」。近年東京メトロの各駅に設置されたスタンプをゲットしてきました。
東京メトロ30駅にスタンプ追加設置
JR東日本系の会社が無料で提供するデジタルスタンプアプリ「エキタグ」。現在はJR東日本の路線のみならず、首都圏の私鉄各線にもじわじわと勢力圏を拡大しています。
東京メトロについても、2025年1月~3月に開催された「20年ありがとう!東京メトロスタンプラリー」のスタンプ(20駅分)がデジタルに移植され、エキタグで集められるようになっていました。
そんな中、2025年11月12日よりエキタグ配置駅が一気に30駅増え、計50駅に設置されることになりました。ニュースリリースによると、
設置駅ごとに現役車両から懐かしの名車まで、さまざまな車両をモチーフにしたカラフルなデザインのスタンプを導入いたします。さらに、特定の駅を取得すると同時に出現する”隠れスタンプ”も用意しておりますので、これまで以上にスタンプ収集をお楽しみいただけます。
今後も新規設置駅拡大に伴う対象駅やスタンプの種類などは、「エキタグ」アプリを通じてお伝えしてまいりますので、ぜひご期待ください。
とのことで、今後さらなる追加設置にも期待できそうです。また、「カラフルなデザイン」「隠れスタンプ」というのも気になるので、さっそく集めに行ってきました。
追加スタンプのデザインは?



というわけで、いきなり全部とはいかなかったものの、東京の西部や南部を中心に集めてきました。見てのとおりデジタルスタンプならではの、実写風のカラフルなスタンプになっています。(一番最後の竹橋・半蔵門のスタンプは「20年ありがとう」ラリーのリアルスタンプを再現しているので単色)
ちなみに、エキタグは各駅の券売機付近に設置されていました。改札口が複数ある場合でも漏れなく設置されているようですので安心です。
大手町・銀座など複数路線が乗り入れる駅では、各路線とも車両が同じ構図で並び、路線ごとにフォーカスする車両が変わる仕組みになってのが面白いです。これらの駅では全路線の改札口を巡る必要はなく、1つの改札口で押印すればその駅の全スタンプをゲットできます。
ただし、「20年ありがとう」ラリーの対象だった明治神宮前のスタンプだけは千代田線と副都心線で別扱いになっており、両方の改札口を回る必要があります。
一方、今回「隠れスタンプ」の方は発見できませんでした。全ての駅を制覇したりすれば特別なスタンプをゲットできたりするのでしょうか?
六本木一丁目駅に4つ目の改札口が登場、麻布台ヒルズ直結


今回巡った都心部の駅はどれも魅力的で、スタンプ集めという趣旨を忘れてついつい街歩きに精を出してしまい、思ったほどスタンプを集められませんでした。


ところで、今回巡った中でもなかなか変わっているのが南北線の六本木一丁目駅です。見ての通り、この駅は南北線の単独駅ながら4つも改札口があります。複数路線の乗り入れる駅なら4つぐらいあることは珍しくないですし、虎ノ門駅のように対面式ホームの両端に計4つの改札があるような駅も割と多くあります。
ところが、ここは駅コンコースは1つしかないのに、そこから4方向に改札口があるという、東京メトロでもかなり珍しい駅となっています。元々は「泉ガーデンタワー」に面した中央改札しか無かったはずですが、周囲での再開発が進むにつれて改札が増え、「麻布台ヒルズ」の開発に伴ってついに4つ目の改札が誕生しました。


スタンプを押すついでに、つい最近六本木一丁目駅に直結するようになった「麻布台ヒルズ」に行ってみました。改札を出ると、長い長い地下通路を歩きます。


通路を歩き切ると麻布台ヒルズ入口に到着。ここからもビル内を長々と歩いて、ようやくメインとなるタワーの下に到着しました。
ここからさらに進むと日比谷線神谷町駅につながっているので、神谷町から麻布台ヒルズを経て六本木一丁目駅、さらにアークヒルズを経て溜池山王駅までほぼ屋内通路のみで移動できるようになりました。(ただし、アークヒルズと溜池山王の間は30mほど外歩きが必要)





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