【パキスタン ピンク岩塩/ウクライナ】大阪万博・コモンズ館の巡り方~コモンズA-D館の全ブースを紹介

全体の紹介とコモンズBは1ページ目を、コモンズDは3ページ目をご覧ください。

コモンズCのブース

クロアチア

クロアチアブースは、大量の透明なホースが吊るされた異様な造りに驚かされます。

何でも、クロアチアの現在の気温・湿度を正確に再現しているのだとか。猛暑の大阪と比べると非常に涼しく、気候の違いを実感できます。

ブース外のモニタにも、現地の気候の情報が表示されます。

ガボン

ガボンブースはトンネルのような通路を進んだ先のシアターでガボンの自然などの映像を鑑賞するスタイルでした。人気はあるようで、混雑時は行列ができていました。

サンマリノ

イタリアに周りを取り囲まれた形の小国・サンマリノのブースは立体感があってなかなか洒落ています。

所々に設けられた覗き穴のような所からも、サンマリノの風景が見られる趣向となっていました。

グアテマラ

南米・グアテマラのブースは、トラスのように幾何学的に組まれた材木が異彩を放っています。

様々な民芸品と並んで飾られているのは、大量の「鬼」でしょうか?

それ以外にも、ブース内には様々な現代アートが展示されていました。

ウクライナ

戦時下にあるウクライナですが、万博には出展しています。ブース内は国旗の色である黄色と水色で統一され、非常によく目立っていました。入場できる人数に限りがあるようで、平日午前中ながら10分ほど待ちました。

ブース内ではハンドルの付いたスマホ型端末を受け取り、店の商品に見立てたオブジェに付けられたタグのバーコードを読み取ると様々な映像を見られます。映像の内容は、厳しい戦災の中でも希望を捨てないウクライナ人を描いたもので、ウクライナの人々の魂の叫び、といえる内容でした。

アイランドゾーンには、電力復旧を担うチームのヘルメット、軍が持ち歩く大型のウェットシートなど、こちらも戦争関連の展示がありました。

ウルグアイ

ウルグアイブースには巨大なディスプレイが設置され、観客も参加してウルグアイに関するクイズ大会が行われていました。ちと難問過ぎて付いていけそうにないですが…

スロバキア

スロバキアブースは奥に大型ディスプレイを備え、スロバキアの街の風景や自然を映し出します

入口付近にある看板は時々柄が変わるようです。8月訪問時は写真のような派手な柄になっていました。アイランドゾーンにあるモニタはトランプの「神経衰弱」のようなゲームでして、図柄はスロバキアの古城となっていました。(城はどれもよく似ているので意外と難しかった)

イスラエル

イスラエルブースは色々と凝っていて、入口付近にある石のようなオブジェでは聖書の言葉を紹介。

奥の方の映像ブースでは、他国のように単に風景を映した動画ではなく、なかなか芸術度の高い映像が流れていました。内容はイスラエルの産業に関する紹介が中心で、ITなどテクノロジー産業が盛んであることをアピールしていました。

パナマ

中米パナマは、奥へと続く長い通路がすべてスクリーンとなっていて、当地の生活の様子などが映像で流れます。

ちなみに、アイランドゾーンの方はいくらかの展示と映像を流すディスプレイがあります。

スロベニア

スロベニアブースは、入口付近の大きなスクリーンで自然風景を流すほか、冬のオリンピック強豪国ということでスキーが展示されていました。

奥の方には、音声で対話可能なAIベースのアバターもいましたが、何だか木のモンスターのようで不気味でした… その他、自然風景を大型モニタで紹介していました。

モンテネグロ

モンテネグロブースは一風変わった作りになっていて、奥の方に張られた芝生スペースに寝転んで、天井のスクリーンに流れる自然風景を眺めるという趣向のようです。筆者もやってみましたが、寝る場所とスクリーンが近接しすぎていてやや見にくいのが気になりました。

その他、入江の多い地形を再現した立体模型もありました。

コモンズAのブース

ボリビア

南米・ボリビアのブースの入口はなかなかド派手です。そして、南米やアフリカの展示で頻出するお面も置いてありました。

飾られる民芸品の方も、どことなく古代インカの香りがしてくる気がします。

モニタでは、有名なウユニ塩湖の上を自転車で走行する様子も紹介されました。他には物凄い色使いの馬や猫などのオブジェもあり。

サモア

南国・サモアの展示にはココナッツミルクの缶が山積み。本物は持ってこれないのでこれで代替ということでしょうか。他にも島内の観光マップなんかも展示してあり、行きたくなってしまいます。

有名な火の付いた棒を手で回すパフォーマンス(ファイアダンス)の写真もありました。

あとは、木製の芸術作品や武器の展示もあり。

セーシェル

独特の入口看板がよく目立つセーシェルブース。館内奥の方のブースでは青い海を眺められます。

色鮮やかな甲羅を持つカメのオブジェと、現地特産のヤシの実の展示もあります。

パラオ

どことなく展示が手作り感漂うパラオブース。木製の彫像も魚にちなんだものが多いです。

床には妙な面構えの木製オブジェも鎮座。裏表ともに、なかなか細かく彫り込まれています。

ちなみにパラオは日本からの直行便もあるようです。これだけ次々に太平洋諸国を見せられると思わず行きたくなってしまいそうです。

ギニアビサウ

アフリカ西海岸にある小国・ギニアビサウブースの中央には、多数の木像を並べたガラスケースが鎮座し、迫力があります。

バヌアツ

オーストラリアの横の島国、バヌアツの展示ブースの中央には高さ1m以上はある木像がどーんと鎮座。

昔の現地の様子を写した写真や、華やかな衣装の展示もあります。

エスワティニ

エスワティニは、アフリカ南部にある小国で、世界最大級の一枚岩が名物なのだそう。

サイやシマウマ、ゾウなどの野生動物をかたどったガラス細工の展示もあり。

トンガ

トンガブースには、カメをいくつもつなげ合わせたかのような木工品が。

3枚のタペストリーは木の皮のような独特の風合いが特徴的です。奥の方には「子供たちは私たちの未来」という言葉があって、少子化日本へのアンチテーゼ(?)となっております。

コソボ

旧ユーゴスラビアのコソボは、日常の風景写真に加えて芸術作品を展示。

パプアニューギニア

オーストラリアに近い島国、パプアニューギニア。ガラス張りのピラミッドの中を見ると現地の人の姿が見られます。

いかにもパプアニューギニア、というデザインの仮面をかぶった人の像もいました。

ソロモン

続いては「幸せの島」ソロモン諸島の展示。それにしてもここまで島国が7つもあって、流石にコモンズAに固まりすぎではという気が。(この後もまだまだたくさんありますし)

現地の風景を、写真ではなく敢えて絵画で紹介しているのがここの特徴でしょうか。

グレナダ

カリブ海の小国・ガイアナのブースはいくつかのテレビモニタに映像が流れるのみのシンプルな造りでした。

コモロ

またしても島国・コモロ。といってもこれまでの国の多くが太平洋の島だったのに対し、ここはアフリカ大陸とモーリタニアの中間のインド洋上にあります。

展示されているもの自体は、太平洋諸島の国々のものとよく似ています。

ルワンダ

アフリカ・ルワンダのブースは映像中心の展示ですが、天井のライトが何だかしゃれています。

モニタに映し出されるアフリカの自然風景はとてもきれいでした。

キルギス

中央アジア・キルギスのブースは天井から大量のオブジェが吊るされているのが印象的。巨大スクリーンを用いた現地映像もあります。スクリーンの前にはカーペット敷きのエリアもあって、のんびり座って鑑賞することも可能。

スリランカ

スリランカは仏教国ということで、場内にはいくつかの仏像が鎮座。

そして、名産の紅茶やスパイス類の紹介もあり、スパイスは直接匂いを嗅げるようになっていました。

モーリシャス

コモロと同じくインド洋の島国・モーリシャスのブースには熱帯魚の展示が。ますます南の海に行きたくなってしまいます。

あとは海洋国だけあって、模型の船の展示などもあり。入口頭上には国旗も掲げられています。

北マケドニア

太陽のような国旗が特徴的な北マケドニアのブースでは、首都スコビエの都市計画を模型で紹介。

設計は日本の丹下健三が行っていたそうですが、当時の北マケドニアはユーゴスラビア傘下の共産圏だったゆえこのような大規模な都市計画が行われていたのでしょう。

セントクリストファー・ネービス

カリブ海の島国・セントクリストファー・ネービスのブースには、謎のロボットのようなオブジェが鎮座。奇抜な衣装はサンバなどのお祭り用でしょうか。

なかなか露出度が高く、大胆な衣装だと思います。

バルバドス

こちらもカリブ海にある国・バルバドスのブースです。

バルバドスはラム酒発祥の国ということで、本物の酒瓶がいくつか展示されていました。

ブースの主なテーマはSDGsで、上記の看板に写っている子供のキャラクターが海岸のゴミを回収するというゲームもありました。挙動は若干あやしく、海中を普通に歩けてしまったり…

ウガンダ

中央アフリカ・ウガンダのブースは大自然を前面に押し出しています。国内に生息する野生動物であるサイ・ゾウ・ヒョウ・ライオン・バッファローを”Big5”として紹介していました。

自然や文化の展示と並び、ブースの一角にはミャクミャクを抱えたゴリラの姿が。映像でもゴリラの生態を見ることができます。

ケニア

ウガンダの隣国・ケニアのブースではナイロビ周辺の様子を精巧な模型で解説。

スリナム

スリナムは南米大陸の北寄りにある小さな国。国名の下のオブジェは国の形を表しています。その他にも現地の自然を再現したオブジェもあり。

スリナムは遠くインドネシアから多数の移民が渡った経緯もあり、ジャワの文化の影響を受けているというのは初めて知りました。

マラウイ

マラウイはアフリカ南東部の国。アフリカ諸国のブースではおなじみの、奇妙な顔をした木像がお出迎え。

アフリカの中央に近い場所にあるためか、スローガンは”Warm Heart of Africa”だそうです。

トリニダード・トバゴ

カリブ海に浮かぶトリニダード・トバゴは派手なサンバ衣装が中央に鎮座。これも、中南米諸国ではよくあるパターンですね。

ブース天井には折り鶴が舞うほか、名物のスティールパンも叩けます。

ガーナ

ガーナといえばチョコレートの製品名にもなっているほどのカカオの山地で、ブース中央には立派なカカオの模型が鎮座。

現地風の東屋に装飾品が並べられていたりして、内装はなかなか凝っています。アイランドゾーンには手作り感の漂う飛行機&戦車を展示。

ブルンジ

アフリカ中部の小国・ブルンジのブースには、派手な色のワニ(タンガニーカ湖に生息するワニにちなんでいるっぽい)など個性的なオブジェが並びます。

壁に据え付けられた棚にも工芸品が並ぶほか、現地の風景を写したモニタもあり。

セントルシア

カリブ海の小国・セントルシアのブース中央には、箱根彫刻の森にでもありそうな(?)ブロンズ像がありました。

イエメン

アラビア半島の南端・イエメンのブースはアラブの雰囲気が漂いますが、展示されている品々は一見すると仏具のようにも見えました。

「アルダラフ」「アルショルファ」っていったいどういう意味なんでしょう? それはともかく、イエメンは昔から高層のマンションのような建築様式が一般的らしく、「アルダラフ」のコーナーではその様子が模型で紹介されています。

全体の紹介とコモンズBは1ページ目を、コモンズDは3ページ目をご覧ください。

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