JR東日本の特急・普通列車グリーン車に乗るならJREポイント利用がお得!交換方法を解説【2025年3月版】

JR東日本独自のポイントサービス・JREポイントを利用して、首都圏の特急・普通列車グリーン車をお得に利用する方法を紹介します。

JREポイントとは?

JREポイントは、JR東日本系列の各種サービス(ビューカード、Suica、えきねっと等)を利用することで貯めることができるポイントサービスです。貯めたポイントは、1ポイント=1円の割合でSuicaにチャージできるほか、新幹線eチケットや在来線チケットレス特急券(JRE POINT特典チケット)、あるいは普通列車のSuicaグリーン券に直接引き換えることができます。

JREポイント交換で入手できる特急券やグリーン券は市販の価格に比べてかなりお得ですし、手持ちのポイントが少なくても交換可能なケースもありますので、ポイントが余っていれば使ってみることをお勧めします。

以前紹介した「えきねっとチケットレス特急券」よりもオトクです。

JRE POINT特典チケットへの引き換え

必要なポイントは?

https://www.eki-net.com/top/point/guide/tokuten_section.html

まず、「JRE POINT特典チケット」については、上記のリンク先にあるポイント表に従って引き換えができます。「新幹線eチケット」に引き換える場合、例えば東京~仙台間が7,940ポイント、東京~宇都宮間でも4620ポイントとなかなかのポイント数で、ヘビーユーザーでもなければちょっと厳しいものがあります。

一方、「えきねっとチケットレスサービス」の在来線特急券に引き換える場合、50kmまでなら460ポイント、100kmまでなら720ポイントと、比較的少ないポイントでも利用できます。一般的な紙のきっぷだとそれぞれ1050円、1480円(通常期)ですから、1ポイント=1円と考えれば随分安く感じられます。

ちなみに、50km以下に収まるのは東京~千葉・大船、新宿~立川・八王子、100km以下に収まるのは東京~成田空港・小田原、新宿~大月といった区間です。なお、「えきねっとチケットレスサービス」の対象となるのは「あずさ」「踊り子」「成田エクスプレス」「ひたち」といった首都圏の特急のみで、他地方の特急は対象外です。

また、期間限定で交換ポイント数を下げるキャンペーンが行われることもありますので、上記のリンクをチェックしてみてください。

引き換え方法は?

えきねっとでの特典チケットの受け取りは、「えきねっとアプリ」上で簡単に行えます。なお、特典チケットを利用するには、以下の手順に従いえきねっとのアカウントとJRE POINTのアカウントを事前に紐付けておく必要があります。

JRE POINTとえきねっとの連携手続きの手順を教えてください | JR東日本の共通ポイントサイト - JRE POINT
JRE POINTとえきねっとの連携手順は以下リンクよりご確認ください。<外部サイト>JRE POINT会員番号連携手続き方法 えきねっと連携にあたり、JRE POINT会員番号の確認方法
えきねっとアプリの先頭画面で「JRE POINT利用申込」を選択すればOK。

普通列車グリーン車よりも特急が得な場合も

ちなみに私は以前、特典チケットで新宿~八王子間の「あずさ」を利用してみたことがあります。中央快速線には2025年3月からグリーン車が設置されましたが、新宿~八王子間ならばわずか460ポイントで特急を利用でき、普通列車グリーン車よりお得です。

また、中央特快も(特に平日は)それほど本数が多くないので、「あずさ」「かいじ」の速達性は貴重です。

八王子→新宿は50kmを下回るので460ポイントで利用可能。
「あずさ」「かいじ」で使用されるE353系。

Suicaグリーン券への引き換え

(JRE POINT用)Suicaグリーン券への交換で使う | ポイントを使う | JR東日本のポイントサービス - JRE POINT
貯まったポイントを(JRE POINT用)Suicaグリーン券に交換する方法をご紹介します。JRE POINTはJR東日本のポイントサービスです。貯めたポイントは、Suicaへのチャージや駅ビルでのお買いものなど、さまざまな使い方ができます...

首都圏の普通列車用のSuicaグリーン券には、距離に関係なく一律600ポイントで引き換え可能です。通常、普通列車グリーン料金は50kmまでで750円、100kmまでで1000円、100km以上は1550円なので、50kmを超える長距離利用であればかなりお得です。

グリーン券の引換方法ですが、「JREアプリでの交換申込み」「Suica側での受け取り」と2段階を踏む必要がありますので、慣れないうちは手続きにある程度時間に余裕が必要です。

特に、通常のSuicaで受け取る場合は前日までにJREアプリでの交換申込みを行っておく必要があるようです。(モバイルSuicaで受け取る場合は当日でもOK)詳しくは、上記のJR公式サイトを確認してください。

JREポイントの貯め方

登録したSuicaで鉄道に乗って貯める | ポイントを貯める | JR東日本のポイントサービス - JRE POINT
鉄道乗車によるポイントの貯め方をご紹介します。JRE POINTはJR東日本のポイントサービスです。貯めたポイントは、Suicaへのチャージや駅ビルでのお買いものなど、さまざまな使い方ができます。

JREポイントの貯め方ですが、一番手っ取り早いのは登録済みのSuicaで鉄道を利用することです。モバイルSuica利用の場合、50円ごとに1ポイント貯まります。ただし、対象となるのはJR東日本の路線を利用した場合のみで、私鉄やJR他社利用の場合は対象外です。

上記のJR公式サイトにも書いてありますが、例えば東京~津田沼間のICカード運賃は473円なので1乗車ごとに9ポイントが得られ(モバイルSuicaの場合)、10回利用すれば90ポイントが貯まります。とはいえ、特急券への引き換えに必要な数百ポイントを得るのはなかなか大変です。

そこで有効なのが、以前ご紹介した「リピートポイントサービス」です。東京~津田沼間を一か月に10回利用すれば、先述の90ポイントに加えリピートポイントサービス分の473ポイントを獲得できます。

加えて、ビューカードを保持している場合、モバイルSuicaへのチャージで利用額の1.5%のポイントが得られます。このときSuicaにチャージした電子マネーの用途はもちろん制約はありません。最近はSuicaが使える店舗も多く、私も意外とすぐにチャージした電子マネーを使い切ってしまいます。

もしビューカードを持っていなくても、JR東日本の路線をある程度利用する人であれば、手持ちのSuicaをJRE POINTに登録しておくだけでも案外ポイントが貯まっていきますので是非登録しておきましょう。登録方法は以下のサイトをご覧ください。

Suicaカード・モバイルSuicaをJRE POINT WEBサイトに追加登録する方法を教えてくだ | JR東日本の共通ポイントサイト - JRE POINT
Suicaの追加登録の手順については以下リンクよりご確認ください。Suicaの追加 ※Suicaカード、モバイルSuica、ビューカード付帯のSuicaなどすべてのSuicaの手順は同一で

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