ANAインターコンチネンタル東京「カスケイドカフェ」の「シーフード&ストロベリースイーツブッフェ」実食レポート

期間限定の格安プランを利用して、ANAインターコンチネンタル東京「カスケイドカフェ」の平日ランチを訪問しました。現在の料理ラインナップをご紹介します。

2月は25%引き、今なら公式サイトからの予約がお得

2月の連休は遠出もせず一日乗車券を片手にひたすら都内をうろついていた筆者ですが、それだけではさすがに味気ないので、3か月前にも行ったANAインターコンチネンタル東京「カスケイドカフェ」を再訪してきました。

カスケイドカフェも以前と比べるとずいぶん値上がりしてしまいましたが、2月は閑散期だからか、あるいは度重なる値上げで遠のいた客足を戻すためか、ディナーと平日ランチ限定で25%引き格安プランが販売されているのを発見しました。普段は6,615円(平日ランチ)のところを5000円弱で訪問できる上、平日ランチに限り同価格でスパークリングワイン付とのことで、非常に太っ腹なプランです。

ちなみに2月から4月にかけては「シーフード&ストロベリースイーツブッフェ」を開催中とのことで、その様子をリポートしたいと思います。なお訪問したのは平日ランチで、土休日やディナーは料理のラインナップが異なるようです。

改装後のメニューは?

普段は溜池山王駅から長い地下通路を通って訪問することが多いのですが、この日は直前に南北線の白金高輪駅を訪問していた関係で六本木一丁目駅から歩いてみました。途中、アークヒルズの地上部分を歩きます。

この大屋根が掛かった空間は「カラヤン広場」というのですが、テレビ朝日が六本木ヒルズに移転する前はニュース番組の生中継でよく使われていました。当時関西在住で東京のことをよく知らなかった筆者は「カラヤン広場=東京・六本木の一番オシャレなスポット」と信じ込み、いつかは行ってみたいと憧れたものです。(そもそもアークヒルズは六本木じゃないですが…)

ホテル内の様子は前回とほぼ同じでしたが、ロビーの一角には客室内の家具の一部が再現され、客室の雰囲気が味わえるようになっていました。そこそこ歴史のあるホテルですが、客室は綺麗にリノベーションされているようです。一度は泊まってみたいですが、さすがにそんな機会は無さそうです。

今回も予約時間の11時半より早く、11時20分ごろ入店しました。やはり客層は女性グループやカップル・夫婦ばかりで、おじさん一人で訪問した筆者はやや場違い感がありましたが、平日のランチビュッフェは案外女性一人客も多いので問題ありません。

さて、今回のランチメニューは以下の通りです。(公式サイトより抜粋)

ライブステーション

  • 平日:ローストポーク
  • 土日祝:ローストビーフ

冷菜・温菜

  • ビーツのフムスと生野菜とオリーブオイル
  • キヌアとフェタチーズのサラダ カシューナッツとマスタードドレッシング
  • 温泉卵のオランデーズソースがけ マッシュルーム添え
  • プルドポークのエンパナーダ ハラペーニョとワカモレ添え
  • ソーセージとディルのピザ
  • ペルー風ツナとポテトのサラダ 唐辛子のアクセント 
  • スモークサーモンとトリュフのキッシュ
  • アーモンドミルクのジュレ イクラと菊の花添え
  • カジキのグリル サラダ仕立て
  • ハルミチーズのグリル サラダカプレーゼ仕立て
  • パルメザンチーズ
  • ブリーチーズ フレッシュストロベリー添え
  • ダナブルー
  • モントレージャック
  • モルタデラ
  • イタリアンサラミ
  • ペッパーサラミ
  • ハモンセラーノ
  • パルマハム
  • パテドカンパーニュ
  • 鰤のカルパッチョ アボカドとレモンドレッシング
  • 寿司 4種
  • タイ風蟹のフライドライス コリアンダーとライム添え
  • マッサマンカレー バジルとレッドチリ
  • シーフードパッタイ
  • 点心
  • 豚バラのロースト 海鮮醤ソース ピーナッツとパクチー添え
  • ソーセージとローストオニオン、ブロッコリーのソテー
  • クラシックボロネーゼパスタ
  • サーモンのクリームパスタ
  • 温野菜
  • オニオンリング
  • ポテトフライ
  • 本日のスープ
  • イカ墨のパエリア イカ、シシトウ添え
  • 茶碗蒸し
  • 味噌ラーメン(チャーシュー、卵、わかめ、コーン、もやし、海苔)

インド料理コーナー

  • タンドリーチーズナン、ガーリックナン
  • ベジタリアンサモサ ミントソース添え
  • レンズ豆マサラパパドクラッカー
  • タンドリーフィッシュティッカ
  • トラディショナルチキンビリヤニライス
  • 南インド風エビカレー

デザート

  • ストロベリーとピスタチオのヴェリーヌ
  • パンナコッタ ストロベリーソース
  • ストロベリーとクランベリーのゼリー
  • ストロベリーコンポートとホイップクリーム
  • ストロベリーチーズクリーム
  • ストロベリークレームブリュレ
  • ストロベリーミルフィーユのヴェリーヌ
  • ストロベリータピオカとナタデココ
  • ストロベリーチョコレートクリーム
  • チョコレートケーキ
  • ストロベリールビーチョコレートクリーム
  • ストロベリーショートケーキ
  • 苺大福
  • ストロベリーチョコレート
  • ストロベリーギモーブ
  • ストロベリークッキー
  • ストロベリーマフィン
  • ストロベリーヨーグルトムース
  • ストロベリーホワイトチョコチップタルト
  • ストロベリーシュークリーム
  • ストロベリーバームクーヘン
  • フレッシュストロベリー
  • コーヒーとチョコレートのレイヤーケーキ
  • ザッハトルテ
  • スフレチーズケーキ
  • ソフトクリーム
  • ストロベリーチョコレートファウンテン

ただし上記はあくまでメニュー例とのことで、この日もかなり変動していたようです。

早めに到着したので席で待っていると、例によって他のお客さんたちがビュッフェ台をスマホでさかんに撮影しているので、筆者も参戦してきました。

まず冷蔵コーナーには、小皿に盛られた冷菜やチーズ、ハム類が並んでいました。サラダコーナーに並んでいるものを含めると、チーズだけでも5種類ほどあったようです。

そして、隣の棚には小さくカットされたデザート類が並んでいるのは前回と変わらず。

冷蔵ケース脇のエリアには冷蔵でないスイーツと、チョコフォンデュが設置されています。スイーツ類は重複しているアイテムも多く、見た目に比べると種類は多くありませんが、流石いちごフェアだけあって生のイチゴがてんこ盛りになっています。

以前、寿司が置かれていたコーナーにはパン類がまとめて置かれていました。入れ替わる形で、寿司は窓際に近いエリアに移動しました。フード系のレイアウトはこれ以外前回とほぼ同じでした。

前回パエリアが盛られていた巨大鉄板には、ご飯の代わりにショートパスタを使った「パエリア風」の料理が盛られていました。あと、寿司コーナーでは巨大な「ちらし寿司」が目を引きました。

いざ、実食

11時半になると料理を取るのが解禁されます。最初は冷菜系が混むのが前回の経験で分かったので、真っ先にグラス系含む冷菜類をゲットしました。

ようやく冷菜コーナーが空いたので次は冷菜を取ってきました。写真上部の並びは左から順に、蛸+ポテトサラダ、「ペルー風ツナとポテトのサラダ」。写真中央の並びは左から順に「キヌアとフェタチーズのサラダ カシューナッツとマスタードドレッシング、エンドウ豆のフラン、「バジル風味のフムスと野菜スティック」。写真下部の並びは左から順に、カプレーゼ、チーズとコールドカット(サラミ、ブルーチーズ、カマンベールチーズ)。

冷菜はどれもいい感じでしたが、個人的にはエンドウ豆のフランが甘くて美味しかったですね。

続いて温菜を取ってきました。写真上部の並びは左から順にシーフード(フィッシュ)カレー、バターチキンカレー。写真中央の並びは左から順に、タンドリーチキン、「温泉卵のオランデーズソースがけ」、アジア風海鮮炒め。写真下部の並びは左から順に、タイ風焼きそば、ちらし寿司。

このうち一番謎だったのが「温泉卵のオランデーズソースがけ」ですが、これは温泉卵にマヨネーズ風のソースをかけたものでした。タイ風焼きそばは見た目以上に辛みが強く、本格的な味付けです。

そしてライブステーションは、今回から平日に限りローストポークに変更となりました…初めて来た時から毎回ローストビーフをひそかに楽しみにしていたのですが、やはり最近の食材高騰の影響は避けられなかったようです。

肉汁を軽く味付けしたグレイビーソースは従来と変わらず、相変わらず美味しいのですが、やはりポークはポークだなと感じた次第です。

次は取り漏らしていた温菜・冷菜を。写真上部の並びは左から順に、魚のクリームソース煮、「豚バラのロースト 海鮮醤ソース」、サーモンのクリームパスタ(ラタトゥイユ)、鴨とフルーツのサラダ。写真中央の並びは左から順に、チリビーンズ、手羽先のから揚げ。写真下部の並びは左から順に、エビのオーロラソース掛け、「ヌードルパエリア」。

この中では豚バラのローストが非常に美味しかったです。この日は胃の調子がそれほど良くなく若干食べる量をセーブしていましたが(その割にはすごい量を食べているが…)、調子がよければお代わりしたかったですね。

最後に、寿司2種(エビ、イカ)とエビしゅうまい、マッサマンカレーと、サラダコーナーにあったアーティチョーク、ズッキーニ、チーズ、ナッツ類をゲット。

寿司はどちらもおいしく、特に少しあぶったイカはトロっとして絶品でした。寿司は置いてあるネタが頻繁に変わるので、欲しいものがあれば早めに確保するのがいいです。しゅうまいは、イカ以外に肉しゅうまいも並んでいました。マッサマンカレーはナンプラーが強めに効いた本格派でした。

前回よりやや量が控えめですが、ここでフード系はおしまいにして次は「ストロベリーデザートフェア」を満喫することにしましょう。前にも書いた通り、四角いケーキ(シート状の冷凍品をカットしたものが多いのだとか)より三角形のケーキやグラスに入ったものが美味しい傾向にある気がするので、それらを優先時に取ることにしました。

写真上部の並びは左から順に、「ストロベリータピオカとナタデココ」、「ストロベリーとクランベリーのゼリー」、「ストロベリーとピスタチオのヴェリーヌ」。写真中央の並びは左から順に、「パンナコッタ ストロベリーソース」、チョコ+ストロベリーソース。写真下部の並びは左から順に、「ストロベリーミルフィーユのヴェリーヌ」、ストロベリーのコンポート、ストロベリー型のホワイトチョコ。

見事にストロベリー尽くしで、中には見た目ではほぼ判別の付かないものもあったりします。そんな中、「ピスタチオのヴェリーヌ」が気に入りました。

スイーツを食べ始めようとしたとき、注文しておいたホットティーが到着。実はホットティーを注文したのは初めてな気がしますが、高級な「ロンネフェルト」の茶葉を使っているあたり侮れません。

次はスイーツ第二弾。写真上部の並びは左から順に、ベリー+蜂蜜(?)のケーキ、「コーヒーとチョコレートのレイヤーケーキ」、「苺大福」、「ストロベリーバームクーヘン」。写真下部の並びは左から順に、「チョコレートケーキ」、「フレッシュストロベリー」、「ストロベリーチョコレート」。

この「ストロベリーチョコレート」が実によくできていて、ぱっと見だと本物と見分けがつかないほどです。苺大福は餡子ではなくクリームが入っていました。

最後はソフトクリームやコーンスープを交えつつ、時間と腹の許す限りフレッシュいちごを詰め込みます。いちごはやや小粒でしたが、写真にないものも含めて30個ぐらいは食べたんじゃないでしょうか。量でいえばスーパーのいちご1パック分ぐらいは食べたことになる訳で、食べすぎですな…

おっさんが一人むしゃむしゃといちごを食いまくっている姿はよくよく考えると滑稽ではありますが、まあ他のお客さんも皿にいちごをてんこ盛りにしていたので、私が飛びぬけて多いという訳ではないはずです。

ちなみに、上の3枚の写真のどこかにストロベリーチョコレートが潜んでいるのですが、お分かりになりますでしょうか。

総評

という訳で、料理の豊富さやクオリティを考えれば、スパークリングワイン付きで5000円というのはお得だなと感じました(筆者は酒があんまり得意じゃないなので今回ワインは飲みませんでしたが)。ただ、平日ランチのローストビーフがなくなってしまったのは個人的に痛手ですね… 土日のランチは高いですし、今度は比較的安価な平日ディナーを狙ってみようか…

原材料費の高騰の影響で通常価格は非常に高くなってしまいましたが、時折公式予約サイトで割引セールもやっているようですので、チェックしてみてください。

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