最終更新日:2021/2/3

千葉・茨城小旅行―我孫子の駅蕎麦、アクセス特急、鹿島臨海鉄道

 2016〜2019年にかけて、3度ほど千葉・茨城に出かけた。 千葉や茨城は近くにありながら、生活圏ではないのでなかなか出かける用事はなく、 ふらっと非日常を味わいに行くには丁度よい立地ということもあり、ちょくちょく出かけている。

目次

2016/8/16

 この日は、夏休みに一日だけできた暇を生かして久々に千葉・茨城周辺の大回り乗車を行った。

東京〜成田〜友部〜小山〜新宿

 東京駅で入場し、まずは快速「エアポート成田」のグリーン車で成田へ。成田からは久々の乗車となる成田線で我孫子へ向かう。 我孫子駅の駅そば店は、大きな唐揚げを乗せた唐揚げそばが各種メディアで取り上げられるほど名物で、 ホーム上のスタンドには多くの客がいる。そこに交じって、冷やした蕎麦の上に唐揚げを乗せた「冷やしかけ唐揚げそば」を食べる。 唐揚げは大きく、味もおいしかった。
 次の常磐線も贅沢にグリーン車を使い、友部へ。友部からは東京で見なくなって久しいE501系に久々に乗り、小山へ向かう。 小山ではぎりぎりのタイミングだったが、湘南新宿ラインの列車に乗れ、そのまま新宿へと戻った。


当時の成田行き快速には「エアポート成田」の称号が付いた。


成田で千葉地区の車両と肩を並べると違和感のある常磐線E231系。


折しも昼食時で、多くの客で賑わう立ち食いそば店。


夏真っ盛りということで、冷やし唐揚げそばを注文。


久々の乗車となるE501系で小山へ。

2018/5/1

 ゴールデンウィークの狭間の平日、海外に行く訳でもないのに成田空港へと出かけた。

金町〜柴又〜京成高砂〜成田空港〜京成上野

 千代田線に乗って金町駅へとやってきた。 ここから、京成金町線に乗ってまずは柴又へと向かう。都内の路線にもかかわらず、単線というのがローカル感があっていい。 柴又で下車し、久々に帝釈天の周辺をぶらついた後、京成高砂へ。 高砂駅は下町らしい昔ながらの地上駅なのだが、金町線だけは高架化されており、雰囲気が違う。 車両の方も、古い鋼製車からステンレスの3500形に変わった。
 京成高砂から、成田空港行きのアクセス特急に乗る。 成田に行くときはJR利用が多く、京成で行くのは2010年以来である。 この列車は通勤型ながら停車駅を絞っており、空港第2ビルまで途中5駅しか停まらない。 線形の良い北総線内を軽快に駆け抜け、新幹線の駅のような配線の成田湯川に着く。 成田湯川からは単線となって、JR成田線と並走する。 運が良ければJR・京成の列車の並走が見られる面白い区間だ。 京成成田方面からの線路と合流すると、空港第2ビルに到着する。
 成田では特に用もないので、昼食を食べたりデッキから飛行機を眺めたりして過ごし、 帰りは「スカイライナー」で上野へ戻った。


短編成化されて金町線で運用される3500系。


「寅さん」の像が立ち観光客でにぎわう柴又駅。

2019/7/16

 平日ながら暇のできたこの日、いつものごとくふらっと列車に乗りに出かけた。

東京〜成田〜佐原〜鹿島神宮〜水戸〜東京

 東京駅から成田空港行き快速のグリーン車に乗り、成田へ。成田から成田線銚子行きの列車に乗り換え、 佐原で鹿島線に乗り換える。鹿島線は日中2時間に1本と房総エリアの中でも最も列車本数が少なく、 しかも乗った列車はがらがらであった。
 利根川、北浦を長い鉄橋で渡り、鹿島神宮へ。ここから鹿島臨海鉄道に乗り換える。 2006年に乗った時と同じ車両がいまだに健在だった。 座席が転換クロスシートなのはいいが、相変わらず騒音がすさまじい。 変化の乏しい車窓をのんびり眺め、大洗へ。大洗からは通学客で急に混んできたが、程なく水戸に到着。 水戸からは特急「ひたち」で東京へ戻った。



鹿島神宮駅にて接続を取る鹿島線の209系&鹿島臨海鉄道6000形。