ポケット時刻表コレクション 関西編(その2)

南海電鉄

■ 南海線 難波駅(17.11.27発行)

 

縦書き/横書き 横書き
カラー数 フルカラー
広告の有無 有(自社)
種別ごとの区切りの有無
路線図の有無
停車駅表示の有無
出発する番線表示の有無
列車の編成表示の有無 有(全車指定席、一部指定席を区別)
列車の退避関係の表示の有無
有料特急の表示の有無
イレギュラーな停車駅の表示の有無

コメント:
 南海線といえばラピートとサザンが看板車両ですが、両者の写真が表紙にしっかりと入っています。 その下には女性専用車の案内と、簡易な路線図が入っていて、各列車の停車駅が分かるようになっています。
 特急サザンは時間帯によって指定席が全車になったり半分だけになったり、あるいは全く無くなったりするため、 その辺をちゃんと時刻表にも表示してあります。 あとはそんなに変なところはないですが、珍しいのは関西空港行きの列車が飛行機マークで表示されている点でしょうか。 普通行き先は漢字やカタカナ一文字で表されるのですが、 マークで表示されるのは珍しいです。

■ 高野線 難波駅(17.10.16発行)

 

縦書き/横書き 横書き
カラー数 フルカラー
広告の有無 有(自社)
種別ごとの区切りの有無
路線図の有無
停車駅表示の有無
出発する番線表示の有無
列車の編成表示の有無 有(2枚扉の列車を区別)
列車の退避関係の表示の有無
有料特急の表示の有無
イレギュラーな停車駅の表示の有無

コメント:
 こちらは高野線ですが、南海線のものとほとんど差異はありません。表紙には2枚看板である「こうや」と「りんかん」の写真が 掲載されています。その下に女性専用車の案内と路線図が入るのも同じ。
 高野線といえば「大運転」(橋本以南の山岳路線に入る列車)用の2ドア車(ズームカー)が存在するのですが、 それについては時刻表上で明記されています。余談ですが、 橋本より手前までしか行かない列車にも結構2ドア車が入るのが意外ですね。

近畿日本鉄道

■ 山田線 宇治山田駅(17.11.27発行)

 

 

縦書き/横書き 横書き
カラー数 3色刷り(黒、赤、青)
広告の有無 有(他社)
種別ごとの区切りの有無
路線図の有無
停車駅表示の有無
出発する番線表示の有無
列車の編成表示の有無 有(アーバンライナー、伊勢志摩ライナーを区別)
列車の退避関係の表示の有無
有料特急の表示の有無
イレギュラーな停車駅の表示の有無

コメント:
 出ました、近鉄名物(?)種別区切り表記(勝手に命名)。バスのポールに張ってある時刻表にある意味近い表記ですが、 鉄道の時刻表ではあまり見ません。列車の時刻が時系列順ではないので、退避などの関係が直感的に分かりづらいため、 鉄道の時刻表に使うのは個人的にどうかと思うのですが…
 種別ごと、行き先ごとに横方向に区切られているので、 その区分の行き先でない列車には漢字で「白塚」「明星」というように行き先が添えてあります。 上本町行きの快急と急行も同じ欄に入れられていますね。特急は列車ごとに停車駅にばらつきがあるので、 「サカハタ」とカタカナの添え字だらけになっています。休日には「サカキハタ」と5つも添え字がくっついている奴までいる始末。 あと、特急のうちアーバンライナー、伊勢志摩ライナーを使用するものは特に区別されています。 ただし、ビスタカー使用の列車は特に区別されていないのが謎です。
 名古屋方面、上本町方面とも、優等列車はかなり足が長いのですが、停車駅は律儀に全駅書いてあります。 「四日市・桑名」とか「布施・鶴橋」が同居しているのは見ていて楽しいですね(?)。
 表紙には、アーバンライナーNextの浮き彫りイラストが入っています。

■ 大阪線 上本町駅(平成20年3月17日)

 

縦書き/横書き 横書き
カラー数 フルカラー
広告の有無 有(他社)
種別ごとの区切りの有無
路線図の有無
停車駅表示の有無
出発する番線表示の有無
列車の編成表示の有無
列車の退避関係の表示の有無
有料特急の表示の有無
イレギュラーな停車駅の表示の有無

コメント:
 こちらは大阪線の時刻表です。見てのとおりフルカラーとなっていますが、 種別ごとに区切って表記するスタイルは健在です。 大阪線は列車種別が多く、行き先も多岐に渡るため、27段にも行が分かれており、一段一段はとても幅が狭くなっています。
 特急に関してはイレギュラーな停車駅や、大和八木での京都発特急との接続などが書かれており、 表示欄がやや賑やかになっています。一方、その他の種別に関してはそういった記載はありません。
 なお、上本町といえば当然ながら奈良線も通っていますが、別の紙に分かれています。 なお、近鉄は青山峠を境に時刻表の体裁が変わるようす。 青山峠より西の線区については、大阪線であれ奈良・京都線であれ南大阪線であれ写真のようなスタイルで統一されています。

■ 難波線 大阪難波駅(平成21年3月20日)

 

縦書き/横書き 横書き
カラー数 フルカラー
広告の有無 有(他社)
種別ごとの区切りの有無
路線図の有無
停車駅表示の有無
出発する番線表示の有無
列車の編成表示の有無
列車の退避関係の表示の有無
有料特急の表示の有無
イレギュラーな停車駅の表示の有無

コメント:
 新しく開業したなんば線の時刻表です。阪神方面の時刻表ながら、近鉄管理駅ということで時刻表は近鉄スタイル。 奈良線の時刻と同じ紙に印刷されています。従来の近鉄時刻表と違うのは、注釈が時刻の下に挿入されている点。 種別ごとに区切って表記するのは相変わらずです。
 面白いのは、始発電車が本来奈良方面行である2番線から発車する点でしょうか。 時刻表にもその辺がきっちりと書かれています。それにしても気になるのは、「土休日は武庫川・今津にも停車します。」の表記。 平日の時刻表に書いても意味ない気が・・・。

JR西日本

■ 東海道本線、大阪環状線 大阪駅(19.8.27発行)

 

縦書き/横書き 併用
カラー数 2色刷り(赤、青)
広告の有無 有(自社)
種別ごとの区切りの有無
路線図の有無
停車駅表示の有無
出発する番線表示の有無
列車の編成表示の有無
列車の退避関係の表示の有無
有料特急の表示の有無
イレギュラーな停車駅の表示の有無

コメント:
 こちらはJR西日本・大阪駅です。関西地区のJRは基本的に2色刷りを採用しています。ここで挙げたのは宝塚線と京都線ですが、 前者は縦書き、後者は横書きとなっていて、混在しています。
 宝塚線の方ですが、大阪から宝塚線に直接入る列車は書かれているものの、 これ以外に尼崎で宝塚方面に接続する場合もあり、これについてはどこにも記載がありません。 また、高槻方面から宝塚線に直通する各駅停車(いわゆる「C電」)は神戸線の時刻表にも記載されています。 一方、3・4番線から発車する列車はいわゆる「列車線」を走行するので、塚本には停まりません。これはちゃんと記載があります。
 京都線の方ですが、停車駅を全て記載しているため枠を大きく取っています。そのため、平日・休日で枠を共有しています。 敦賀まで直流化されたことで、同じ敦賀行きの列車でも琵琶湖線経由と湖西線経由の両方が存在することになりました。 そのため同じ新快速でも、琵琶湖線経由は赤字に□、湖西線経由は白抜きで表示しています。 中には前8両が琵琶湖線経由、後4両が湖西線経由に分かれるという複雑な列車もあり、白抜きに赤字で表現しています。 あと、番線表示をかなり細かく行っているのも特徴です。これはJR西日本の大きな駅では割とよく見られます。 細かいですが、8時台は列車の本数が多く二段に分かれているのですが、上段が快速・新快速、下段が各駅停車となっています。 これは他ではあまり見られません。

■ 阪和線、関西本線、大阪環状線 天王寺駅(19.3.18発行)

 

縦書き/横書き 横書き
カラー数 2色刷り(赤、青)
広告の有無 有(自社)
種別ごとの区切りの有無 有(ホームごと)
路線図の有無
停車駅表示の有無
出発する番線表示の有無
列車の編成表示の有無
列車の退避関係の表示の有無
有料特急の表示の有無
イレギュラーな停車駅の表示の有無

コメント:
 JR西日本・天王寺駅ですが、阪和線の時刻表は用紙を縦横入れ替えて使い、 しかも近鉄ばりの種別ごと表記という異例のレイアウトです。 ちなみに、他路線はJR西日本の標準的なレイアウトです。
 見てみると、まず快速系と各駅停車で分け、さらに停車するホームごとに分類しています。 阪和線は天王寺始発と環状線からの直通とで発車するホームが大きく違うので、 分かりやすく区別するためにこういう表記もありかと思います。
 なお、意外なことに特急はポケット時刻表には一切表記されていません。 一方、有料のはんわライナーは記載されています。