ポケット時刻表コレクション 関西編(その1)

阪急電鉄

■ 京都線 梅田駅(H19年3月改正)

 

縦書き/横書き 縦書き
カラー数 フルカラー
広告の有無 有(他社)
種別ごとの区切りの有無
路線図の有無
停車駅表示の有無
出発する番線表示の有無
列車の編成表示の有無 有(7両編成、2ドア車を区別)
列車の退避関係の表示の有無
有料特急の表示の有無
イレギュラーな停車駅の表示の有無

コメント:
 阪急の時刻表は最近まで3色刷りだったのですが、近年になってフルカラー化されました。 時刻を縦書きしている数少ない会社でもあります。 大きな特徴として、まるまる一ページを使い京都線内の優等列車の停車駅を示した路線図が描かれています。 ここまで大きな路線図が描かれている例は珍しいです。京都線はここ数年、大きな停車駅改定を繰り返しているため、 停車駅を周知しておきたいという意図があるのかもしれません。
 普通列車が途中駅で優等列車に追い越される(緩急接続なし) 場合は、その旨を時刻表に記載しています。京都線だと優等列車の停まらない相川・正雀で退避をすることが多いため、 使われる頻度が高いです。なお、淡路で堺筋線からの電車に接続することがあるのですが、それについては記載されていません。
 他社にはない例として、途中駅での車両交換や、一部車両の切り離しが表示されています。その他、7両編成や2ドア車(6300系) を区別しています。この他のイレギュラーな編成としては10両編成があるのですが、これについては表示がありません。 「桂で切り離し」の列車がこれに該当します。

■ 神戸線 梅田駅(H18年10月改正)

 

縦書き/横書き 縦書き
カラー数 フルカラー
広告の有無 有(自社)
種別ごとの区切りの有無
路線図の有無
停車駅表示の有無
出発する番線表示の有無
列車の編成表示の有無
列車の退避関係の表示の有無
有料特急の表示の有無
イレギュラーな停車駅の表示の有無

コメント:
 こちらは神戸線の時刻表です。京都線とは細かいながらも差があります。 まず、時刻表本文に優等列車の停車駅が表示されています。神戸線は駅の数が京都線に比べて少ないので表示できるのかもしれません。 京都線と同じく優等列車の停車駅を示した路線図が描かれているのですが、面白いことに平日用と休日用で 内容が違っています。休日に運転されない優等列車は休日用には描かれていません。京都線にはこのような区別はありませんでした。

阪神電鉄

■ 阪神本線 梅田駅(H18.10発行)

 

縦書き/横書き 横書き
カラー数 フルカラー
広告の有無 有(自社)
種別ごとの区切りの有無
路線図の有無
停車駅表示の有無
出発する番線表示の有無
列車の編成表示の有無
列車の退避関係の表示の有無
有料特急の表示の有無
イレギュラーな停車駅の表示の有無

コメント:
 阪神は列車の種別が多く、種別を見やすく表示するために昔からフルカラー印刷を採用しています。 ただし、休日は直通特急・特急・急行しか走らないため、2色しか使っていませんが。 また、ラッシュ時のみ停車する駅なども多く、▲や★といった記号で表現しています。
 全種別の停車駅を記載していますが、直通特急などは停車駅が20近いので長々と書かれています。 退避関係は書かれていません。尼崎で車両交換する列車の時刻が書かれていますが、これは他社では例がありません。 あと珍しい点としては、同じダイヤパターンが続く10時から14時は記載を省略している点が挙げられます。
 余談ですが、広告は阪神百貨店内のタイガースショップです。「球団が電鉄本社を養っている」とも噂される阪神ですが、 ある意味それを象徴しているのかも?

■ 阪神本線 尼崎駅(H21.3発行)

 

縦書き/横書き 横書き
カラー数 フルカラー
広告の有無 有(自社)
種別ごとの区切りの有無
路線図の有無
停車駅表示の有無
出発する番線表示の有無
列車の編成表示の有無
列車の退避関係の表示の有無
有料特急の表示の有無
イレギュラーな停車駅の表示の有無

コメント:
 なんば線の開業した阪神ですが、開業を機に時刻表の体裁が大きく変わりました。 注意書きを時刻の下に記載していたのをやめ、別ページに独立させて表示する形となりました。 デザインも全体的に近代化されています。
 本線の準急が廃止になったため(なんば線には準急・区間準急があるが、阪神線内は各駅停車)、 種別の表示は黒・赤・青の3色で行うようになりました。 一部の時間帯のみ停車する駅は相変わらず多く、△などの記号で表現しています。 停車駅を他社線内の分まで表示するのも相変わらず。
 珍しいのは、なんば線車両について「阪神電車」「近鉄電車」の区別がなされている点でしょうか。 阪神と近鉄で車両の規格が異なる(前者が一両あたり3ドア、後者が4ドア)ためだと思われますが、 相互乗り入れのある路線で、どの会社の車両が来るか記載してある例はあまりないと思います。

京阪電鉄

■ 京阪本線 淀屋橋駅(2006.4.16改定)

 

 

縦書き/横書き 横書き
カラー数 フルカラー
広告の有無 有(自社)
種別ごとの区切りの有無
路線図の有無
停車駅表示の有無
出発する番線表示の有無
列車の編成表示の有無 有(2ドア車を区別)
列車の退避関係の表示の有無
有料特急の表示の有無
イレギュラーな停車駅の表示の有無

コメント:
 京阪は昔は3色刷り、しかも種別ごとに欄が分かれていて今の近鉄に近いスタイルの時刻表でした。 が、最近ではフルカラーとなり、豪勢に2ページを割いた立派な路線図も付いています。表示は京阪の主な車両を描いた精密なイラストです。 忘れ物センターや主要駅の電話番号も記載してあり、大手私鉄でも屈指の充実ぶりを誇る時刻表です。
 時刻表の中身ですが、「三条先着の急行」という表記が珍しいです。「○○には××が先着」という表記が普通なのですが。 ちなみに、朝は急行や準急が守口市を通過しますが、通過の有無は数字を□囲いすることで表記しています。

■ 京阪本線 枚方市駅(2007.1.27改定)

 

縦書き/横書き 横書き
カラー数 フルカラー
広告の有無 有(自社)
種別ごとの区切りの有無
路線図の有無
停車駅表示の有無
出発する番線表示の有無
列車の編成表示の有無 有(2ドア車を区別)
列車の退避関係の表示の有無
有料特急の表示の有無
イレギュラーな停車駅の表示の有無

コメント:
 こちらは先程のものより一世代新しい時刻表です。ご覧のとおり、表紙のイラストが新しいものになっています。 京阪では2008年の中ノ島新線開業に合わせて車体の色を変更しているので、新線開業の暁には新しいカラーをまとった イラストに変更されることでしょう。
 時刻表の方は淀屋橋とあまり変わりはありませんが、5番線発の電車を 表示しています。交野線から本線への直通列車は交野線ホームから発車するので、このように区別しています。

■ 京阪本線 京橋駅(2007.10.19 新ダイヤ)

 

縦書き/横書き 横書き
カラー数 フルカラー
広告の有無 有(自社)
種別ごとの区切りの有無
路線図の有無
停車駅表示の有無
出発する番線表示の有無
列車の編成表示の有無 有(2ドア車を区別)
列車の退避関係の表示の有無
有料特急の表示の有無
イレギュラーな停車駅の表示の有無

コメント:
 中之島線開業後の時刻表です。当然、表紙の電車のイラストは新塗装になっています。 時刻表部分の体裁は従来とほとんど変わりません。
 今回のダイヤ改正より、守口市通過の準急が「通勤準急」と改称されるなど、 停車駅と種別との関係が見直され、イレギュラーな停車駅がなくなりました。 そのため、時刻表のほうはややシンプルになっています。

■ 石山坂本線 京阪石山駅(平成16年11月28日改正)

 

縦書き/横書き 横書き
カラー数 フルカラー
広告の有無 有(自社)
種別ごとの区切りの有無
路線図の有無
停車駅表示の有無
出発する番線表示の有無
列車の編成表示の有無
列車の退避関係の表示の有無
有料特急の表示の有無
イレギュラーな停車駅の表示の有無

コメント:
 こちらは京阪の石山坂本線の時刻表です。本線とは随分体裁が異なっています。 まずは、表紙の「京阪石山駅」という大きな文字が目に付きます。 ここまで大きく駅名を記載する例はあまりないかもしれません。
 石山坂本線は普通列車しか走らないため、時刻表は至ってシンプルです。 時間の表示(「7・6・・・23・24」というやつ)が縦に3本も入っているのが珍しい・・・かも。