ポケット時刻表コレクション 関東編(その2)

東武鉄道

■ 東上線 池袋駅(平成20年6月14日改正)

 

縦書き/横書き 横書き
カラー数 2色(青、赤)
広告の有無 有(他社)
種別ごとの区切りの有無
路線図の有無
停車駅表示の有無
出発する番線表示の有無
列車の編成表示の有無
列車の退避関係の表示の有無
有料特急の表示の有無
イレギュラーな停車駅の表示の有無

コメント:
 東武東上線の時刻表は協和企画フォーマットで、あまり目立った特徴はありません。 よく見ると、急行は赤字+赤丸で示されています。別に赤丸をつける必要もない気がしますが、 白黒コピーしたときに区別が付くよう配慮しているのかもしれません。 なお、準急は▲印で示されていますが、やっぱり各駅停車と見分けにくいですね。
 あとは、寄居方面への接続案内が記載されています。

西武鉄道

■ 池袋線 池袋駅(平成20年6月14日改正)

 

縦書き/横書き 横書き
カラー数 2色(青、赤)
広告の有無 有(自社)
種別ごとの区切りの有無
路線図の有無
停車駅表示の有無
出発する番線表示の有無
列車の編成表示の有無
列車の退避関係の表示の有無
有料特急の表示の有無
イレギュラーな停車駅の表示の有無

コメント:
 西武池袋線といえば、西の阪神並みに列車種別が多いことで有名。 そんな会社が2色刷りの協和企画フォーマットを採用しているものですから、 かなり大変なことになっています。種別を区別するために▲や◎など、記号のオンパレード。 ただし、停車駅がややこしい分、途中の停車駅が記載されています。
 また、関東では珍しく途中の退避関係が事細かに記載されているほか、飯能での秩父方面行きとの接続も記載されています。 そのせいで、接続関係を示すアルファベットは15種類にもなります。これだけの情報を詰め込むため、 下り列車だけで2面を使い、その4分の1を説明書きに使うという大胆なレイアウトとなっています。
 細かい点としては、上の方に「お年寄りや体の不自由な方に席を譲りましょう」といった「お願い」が書いてあるのが珍しいでしょうか。 他ではあまり見たことがありません。

京浜急行電鉄

■ 本線 川崎駅(平成18年12月11日改正)

 

縦書き/横書き 横書き
カラー数 2色(青、赤)
広告の有無 有(自社)
種別ごとの区切りの有無
路線図の有無
停車駅表示の有無
出発する番線表示の有無
列車の編成表示の有無
列車の退避関係の表示の有無
有料特急の表示の有無
イレギュラーな停車駅の表示の有無

コメント:
 京急の時刻表は何の変哲もない協和企画フォーマットで、ぱっと見ると特に見所はないように思えます。
 が、よくよく見ると重大な問題点があります。それは、京急の最速達種別である快特が青字で記載されている点。 日中は快特と普通列車がほとんどを占めるため、ほとんどの列車が青字になりとにかく見にくいのです。 一応快特には赤丸がついていますが、あまり目立ちません。この点は改善をお願いしたいところです。
 京急は途中駅での併結や切り離しが多いのですが、途中で行き先が分かれる電車には()や〔〕をつけて表現しています。 日中の地下鉄直通の快特は品川で後4両を切り離すのですが、そのあたりは表記されていません。
 あと珍しい点は、通過列車(Wing号)の種別が記載されている点でしょうか。これは東急の時刻表などで見られます。 また、最終電車には「終」の字が付いています。支線の終電に接続する場合は(空終接)などと略記されています。

京成電鉄

■ 押上線 押上駅(平成17年10月2日改正)

 

縦書き/横書き 横書き
カラー数 2色(青、赤)
広告の有無 有(自社)
種別ごとの区切りの有無
路線図の有無
停車駅表示の有無
出発する番線表示の有無
列車の編成表示の有無
列車の退避関係の表示の有無
有料特急の表示の有無
イレギュラーな停車駅の表示の有無

コメント:
 京成の時刻表は、代理店が「興洋堂」という他では聞いた事のない会社になっています。京成の子会社でしょうか? 体裁は、若干青インクの色合いが違うものの協和企画系とほぼ同じです。
 ここ押上駅は京成線と都営地下鉄の分岐点で、ほとんどの列車はこの駅を境に種別が変わります。 そのため、この駅を発着する列車の種別は多岐に渡っています。 まず地下鉄方面については、エアポート快特以外は各駅に停車しますが、 時刻表上では地下鉄線を抜けた先の京急線内の種別を表記しています。 そのためほとんどの列車が優等列車で、時刻欄は真っ赤になっています。
 一方京成線方面は青砥か高砂止まりが多く、優等列車はあまり多くありません。 さらにややこしいことに、北総線に乗り入れてさらに種別が変わる列車もあるため、それは○印で示されています。 浅草線関係の乗り入れは途中駅での種別変更が多く、ポケット時刻表の情報量では表記しきれない面もあります。
 この駅で地下鉄線へ折り返す列車がある関係で、一部の列車は本来京成線方面へ向かう3番線から発車しますが、 それは欄を縦に区切って表記しています。こういう表記は関東では珍しいのではないでしょうか。

東京都交通局

■ 都営三田線 日比谷駅(平成20年6月23日改正)

 

縦書き/横書き 横書き
カラー数 2色(青、赤)
広告の有無 有(他社)
種別ごとの区切りの有無
路線図の有無
停車駅表示の有無
出発する番線表示の有無
列車の編成表示の有無
列車の退避関係の表示の有無
有料特急の表示の有無
イレギュラーな停車駅の表示の有無

コメント:
 都営地下鉄の時刻表は、典型的な「協和企画フォーマット」です。 注目すべき点としては、急行列車のフォントがイタリック体となっています。 色覚障害者対策と思われますが、そういった対策にいち早く取り組むあたりが公営たるゆえんでしょうか。
 都営三田線内では全列車が各駅に停車しますが、 直通先の東急目黒線内では一部列車が急行運転をします。 他社線内の停車駅をわざわざ表示する例は関東では少なく、親切といえます。
 都営三田線は白金高輪で南北線と合流するため、半数の列車は白金高輪止まりとなって、 南北線からの列車と接続します。そのような列車には●印が記されています。 南北線のポケット時刻表にも同じ表示があります。