「鉄道雑記帳」は別サーバにブログ形式にて掲載しております。 恐れ入りますが、下のリンクをクリックしてお進みください。
以下、ブログに対する私の思いをうだうだと書いております。 ご興味のない方は読み飛ばしてください。
以前、このWEBページの運営方針としてこんなことを書いた。
「最近、ブログやSNSが流行っていますが、文章を自分の意図通り配置できない
(ブログだと、基本的に文章を作成した時間順に配置されるものと認識している)ため、
実際読者の方が閲覧する際に、必要な情報に到達しにくいと考えています。
(実際、ネットサーフィンをしていてもそう感じます。)
また、日々の私生活までWEB上に晒したくないという理由もあり
(ブログは元々の設計思想が日記帳であり、どうしてもネタが日々の生活の話題に走りがちな気がする)、
今の所追随するつもりはありません。」
この前言を撤回してブログに手を出したのには、それなりの理由がある。
以下、その理由を述べる。
ネットで他人のブログを見ていると、その中身には大きく3通りがあると思う。
1つ目は、最新のニュース・話題のうち気になるものを取り上げていくやり方。
私のサイトだと、鉄道系のニュースを取り上げていけばいいのだろうが、
その手のサイトは優れたものが他にたくさんあるので、あまりやる気がしない。
2つ目は、日記のごとく自分の行動を記していくタイプ。
ブログというと大体これを指すのだが、所詮は日記である。
(例えば有名人のように)その人の行動そのものを知りたいという人が存在するのでもなければ、
ネット上に公開する価値なんてあるの?と思ってしまう。
(じゃあお前の鉄道旅行記はどうなんだ、と言われると返す言葉がないが・・・)
また、私生活をこまめに文章化することにより、プライバシーの暴露が起こりえる。
例えばブログで鉄道ネタをやると、自分のよく利用する駅、鉄道なんかが自ずとバレてしまうのではないか、
別にそのことによって何か問題があるわけではないにせよ、そんな心配が先に立ってしまう。
3つ目は、「お手軽なWEBサイト」としての使い方。
ブログは、用意されたCGIを用いれば(細かいことにこだわらなければ)割と簡単に書けるので、
HTMLやらスタイルシートやらをお勉強する必要がない。
そのため、ネット初心者にとっても敷居が低いというメリットがある。
しかし、ブログというのは基本的に投稿日時順に記事がソートされるので、
著者が真に並べたい順番に記事が並ぶとは限らない。一応カテゴリ分けはできるが、それも限界がある。
すなわち、ブログを逐一チェックしている人に対してはともかく、
後から来た人にとっては視認性が悪いのだ。
また、とにかく妙な所にこだわる私のような人間には、慣れないCGIツールに悪戦苦闘しながら文章を投稿するより、
自分でHTMLタグを打つ方が性に合う。
と、ブログに対する悪口ばかりを書いてきたが、
それでも自分のサイトでブログを取り入れることにしたのには訳がある。
それは、コメント欄の存在である。
このサイトを立ち上げてはや数年、アクセスログを見る限りでは、
少しずつではあるが着実にサイトへのアクセス数が増えているようだ。
個人的には、単純なアクセス数よりその「質」(どれくらい読者がちゃんと文章を読んでいるか)が重要だと思うが、
文章を書くことにはそれなりに手間もかかっているので、アクセス数の増加自体は非常に励みになっている。
しかし、これまで読者からの意見や感想というのは一度も聞いたことがない。
一応メールアドレスは公開しているのだが、メールというのは結構敷居が高いので、
わざわざ感想などをメールで送ってくれる人がいるはずもなく、
来るのは怪しげな勧誘メールばかり、という有様である。
ところが、ブログにはコメント欄というものがあり、
読者が簡単にコメントを書くことができる。これをコミュニケーションツールとして活用できないかと考えた。
似たようなツールとして掲示板もあるが、特に決められた話題のない掲示板よりは、
ブログのコメント欄のほうがコメントが付きそうな気がする。
掲示板やブログの類を管理した経験は無く、
実際やってみるとスパムで埋まる可能性もあるが、まずはやってみようと思う。
ブログに書く内容は、WEBページで独立したスペースを設けるまでもない小さいネタや、
撮影はしたものの披露する機会のないままの写真にしようと思う。
これならば、別に系統立ててリスト化する必要もなく、ブログで用が足りる。
という訳で、あくまで「本拠地」は従来のWEBページとし、
「別館」の位置づけでブログを開設することにした。
あくまで「おまけ」なので更新頻度は高くないと思うが、どうぞご覧ください。
(2011/8追記)
上の方で「個人の日記なんかWebで公開しても意味なし」という旨のことを書いたが、
周囲の人がブログを使っているのを見ると必ずしもそうでもないようだ。
一つの使い道として、同じカテゴリに属する人同士での情報交換、という目的ではブログは結構有効だ。
例えば、子育てをするママさんが、「今日は子供がこんな様子だった」というのを逐一記録していけば、
同じく子育てをする人がそれを見て、「うちの子供のこんな行動は異常じゃないんだ」と安心することができるかもしれない。
子育ての例に限らず、同じ病を抱える人、同じ芸能人のファン同士など、
互いのブログが参考になることは多いだろうし、そこで自然と交流が生まれてくるのは当然である。
じゃあ、私のブログは鉄道ファン受けする内容にすればいいのだろうが、
鉄道ファンというのは一匹狼的な人が多く、それこそ「葬式鉄」に代表されるような、
はやりの列車を追い掛け回すような「ミーハー」なファン同士でないとブログでの交流は生まれにくいのではなかろうか。
あとは、特定の鉄道会社を濃く深く研究する人同士、とかだろうか。
鉄道ファンの中でも異端に属する私のブログなんかには人が集まるはずもない。
そんな訳で、今後のブログの方向性をどうするか、悩ましい所である。
期待していたコメント欄だが、いくつかコメントを頂いたりはしたものの思うようにコメント数は伸びていない。
ネタにも事欠き気味だし(書きたいネタはあらかたWebのほうに書いてしまっているので)、
ちょっとどうするか考えないといけない。
(2012/1追記)
これまで、ブログの内容は「写真1枚+ちょっとしたコメント」というものばかりだったのだが、
それではあんまりにも内容がなさ過ぎるので、もうちょっとしっかりした文章を書いて、
コラムっぽいコーナーにしてみることにした。最近は色々と忙しく、じっくり文章を書く時間もあまりないのだが、
頑張って月1回程度は更新したいと思っている。