2007/8/9
新横浜〜浜松〜大垣〜米原〜三ノ宮
まず、新幹線で浜松に向かう。本当は横浜から早朝の静岡行き普通列車(373系で運転)に乗り、静岡〜浜松間のみ
新幹線を使うつもりだったが、寝坊してしまい結局浜松まで新幹線に乗った。
浜松からは大垣行き新快速、大垣からは普通列車、米原から新快速と列車を乗り継ぐ。
こうやって普通列車で移動をするのは何度目だろうか。
浜松駅で買った「しらす弁当」。
三宮〜神戸空港〜関西空港
三宮から、ポートライナーに乗車する。先頃神戸空港が開港し、
ポートライナーも延伸されたので延伸区間に乗るためにやってきた。
ポートライナーに乗るのは小学校の時以来なので実に15年ぶりだ。
お盆だからか、空港に行く人が多いようで客が多い。
三宮の町を抜け、海を渡ってポートアイランドに入る。
団地街を過ぎ、市民広場駅から新規路線に入る。空き地の目立つ埋立地を進み、
長い橋で海を越えると空港島に入り、神戸空港駅に到着。
ポートライナーは神戸空港まで足を伸ばすようになった。
神戸空港では時間が余ったので、空港ターミナルを観察する。
予算を節約したためか施設は最低限のものしかなく、
あまり見るべきものはない。
しばらく待って、やや離れたフェリー乗り場に向かう。
ここからは海を挟んだ関西空港に向かう高速船が出ている。高速船はさすがにかなりのスピードだったが、
その分揺れもすごく、窓ガラスには水しぶきが絶え間なく掛かっていた。
関空と神戸空港を結ぶ高速船。夏休みだというのに空いていた。
関西空港〜天王寺〜住吉
関西空港に来るのも随分久しぶりだ。この日は18きっぷを持っていたので、関空快速で天王寺に出る。 この列車がえらく混んでいて、関西空港を出た時点で既に席が埋まり、立ち客多数で天王寺に着いた。
天王寺の駅を出て、阪堺電車の乗り場に向かう。
阪堺電車は大阪に唯一残った路面電車だが、乗るのは初めてだ。
しばらく待つと、オレンジ色の路面電車がやってきた。
そろそろ帰宅ラッシュの時間だが、車内はあまり混んでいなかった。
天王寺を出ると、まずは交通量の多い道路を進む。
横は阿倍野の商店街となっていて、人が多い。列車は一度専用軌道に入った後、
再び併用軌道に戻る。この道は非常に狭く、線路部分以外の幅は車一台分ぐらいしかない。
このあたりは高級住宅街として知られる帝塚山だ。
オレンジ色の車体が特徴の阪堺電車。
住吉〜南霞町/恵比須町〜南森町〜東梅田
さらに進むと、住吉駅に着く。ここは、これまで乗ってきた上町線と阪堺線の乗換駅である。
また、有名な住吉大社にも近い。
せっかくなので住吉大社に行ってみた。境内には大きな太鼓橋がある。
ここを歩いてみたのだが、途中思い切り転んでしまった。
住吉からは、恵美須町行に乗る。列車はしばらく併用軌道を走る。先程と同じく、道幅は狭い。
電車から1m程の所に民家の玄関が見える。東玉出からは専用軌道となる。
このあたりは西成のドヤ街にも近いのだが、
停車する駅のホームは非常に静かで、かえって不気味だ。環状線との乗換駅である南霞町で下車。
南霞町はJR新今宮駅に程近い。採算が取れずに閉鎖となってしまったフェスティバルゲートを通り過ぎると、
大阪に住んでいながら今まで来たことすらなかった通天閣にたどり着く。
通天閣の周囲の、新世界と呼ばれるエリアを歩いて恵比寿町まで行き、地下鉄で梅田へと戻った。
住吉大社の太鼓橋。
2007/8/10
大阪空港〜万博記念公園〜彩都西〜万博記念公園〜南茨木
大阪モノレールの起点である大阪空港へやってきた。
今日はまず、大阪モノレールの支線である彩都線に乗ろうと思う。
蛍池までは住宅街を縫うように走り、蛍池からは中央環状線や中国道の上を進む。
千里丘陵は意外に勾配が急で、千里中央目指して勾配をどんどん登っていく。
千里中央からは一転して下りとなり、万博記念公園に着く。目の前には太陽の塔も見える。
ここからいよいよ彩都線に乗車する。昼間は20分に一本しか列車はない。
Jリーグの試合も行われる万博競技場の脇を過ぎ、豊川駅付近で国道171号線を跨ぐと、
目の前に北摂山地が迫ってきた。勾配を上りつつ、新たに切り開かれた住宅地を進むと、
終点の彩都西に到着する。昼間だというのに、駅周辺に人は少ない。
まだまだ開発はこれから、といったところか。
大阪モノレールのうち、大阪空港から門真市までの本線は随分前に乗ったので、
大阪モノレール全線をこれで乗りつぶしたことになる。
大阪モノレールの車両は、運転台上についているパトランプが特徴。
南茨木〜梅田〜本町〜コスモスクエア〜トレードセンター前〜住之江公園〜西梅田
その後、南茨木を経由して梅田へと出た。
次は、いまだ乗車したことのない地下鉄中央線・ニュートラムの末端部に乗ろうと思う。
中央線の大阪港からニュートラムの中ふ頭までの区間は、元々OTSという大阪市の3セク鉄道として開通した。
従来の大阪市交とは別会社になることから、市内からの運賃が高く不評であったが、
その後大阪市交に吸収されて今に至っている。
御堂筋線で本町に出て、中央線に乗る。中央線に乗るのは高校生の頃、
近鉄東大阪線経由で奈良から帰ってきた時以来だ。
列車は阿波座を過ぎると、地下鉄でありながら高架線を走る。
この辺は埋立地で地盤が弱いせいらしい。線路は並行する阪神高速と絡み合うように引かれており、
独特の眺めが続く。かつての終点である大阪港を過ぎると、今度はまたもトンネルを進む。
長いトンネルを抜け、コスモスクエアに到着。
コスモスクエアからはニュートラムに乗る。次のトレードセンター前駅は、
ATCと呼ばれる臨海再開発エリアの最寄り駅だ。ATCには10年以上前に来たことがあるが、折角なので再訪してみた。
ATCは思うように開発が進んでないことが報じられており、折角作った立派なビルにも空きテナントが目立った。
再びニュートラムに乗り、住之江公園を目指す。中ふ頭から先は昔から開発が進んでおり、
団地なども目立った。住之江公園で四つ橋線に乗り換え、梅田に戻った。
小ぶりな車体のニュートラム。