2001年までに完乗した路線です。
記念すべき初の完乗路線。全線高架のため琵琶湖の眺めが良い。 以前は永原以北の普通列車は本数が極端に少なかったが、直流化以降本数が増えた。
青函、宇高航路なき今、JRでは唯一の鉄道連絡船である。 宮島行きの便は厳島神社の大鳥居に接近してくれるため、船上から間近に眺めることができる。
姥捨からの善光寺平の眺めは素晴らしい。 沿線には、国鉄時代に複線化をしようとした痕跡が所々に見られる。
飛騨川、神通川の美しい渓谷を行く路線。高山までは、今は亡き急行「たかやま」に乗車した。 最近は高速道路の開通でバスに押され気味だとか。
近年電化され、北陸本線直通の特急も乗り入れる。 能登半島を走るが、海はあまり見えなかった記憶がある。こちらも今は亡き急行「能登路」で完乗。
一部の区間では、海水を浴びそうな程の崖っ淵を走る。 激しく波しぶきを立てる冬の日本海が印象的だった。
プチ瀬戸大橋線とも呼べる路線で、巨大な連絡橋を行く。連絡橋には南海電車も乗り入れてくる。 ただし、強風時はよく運休するので要注意。
桜島駅が大改築される等、USJ開業で随分変わった。昔は鶴見線並に寂れた路線だったのだが。 肝心のUSJはシェルターに囲まれ、列車から中の様子は全く見えない。
山手線と異なり、他の線区からの乗り入れが頻繁に行われる。 クロスシート車や特急型車両など、多彩な車両が乗り入れてくるのが特徴。
もう飽きるほど乗ったが、さすが新幹線だけあって座席が広々としており乗っていて疲れは感じない。 見所はやはり富士山と浜名湖か。
関東在住の人なら気付かずに完乗していることが多い。 一般的には環状線全体を山手線と呼ぶことが多いが、 線路戸籍上は東京〜品川間が東海道本線、東京〜田端間が東北本線に属する。 埼京線や中央線など、様々な路線と併走するのが趣味的には楽しい。
大村湾は波がほとんど無く、湖と言われても分からないであろう。 眺めはやや単調だが、沿線のハウステンボスが異彩を放つ。
首都圏の純通勤路線ではあるが、 意外に起伏に富んでおりトンネルや切り通しが多い。沿線には若干だが田畑も残っている。
以前は高速で走る103系の爆音が激しく、トンネル内では会話も出来ないほどだったが、 元山手線の205系に置き換えられて随分静かになった。
全線がほぼ地下線。JRでは唯一の存在だが車窓はつまらない。 車両が割と新しい207系・321系で統一されているのが救いか。
起伏の無い関東平野を一直線に走る。そのせいかどうも車窓の印象が薄い線である。 E231系の座席が硬く長時間乗るのが辛いため、ついついグリーン車に乗ってしまう。
東京メトロ06系、E531系、651系、E653系など、この線でしか見られない車両が多い。 基本的に海沿いを走る路線のはずだが、車窓から海はほとんど見えない。
日光駅舎は立派だが、タクシーやバスが集う東武日光と比べて閑散としており哀愁が漂う。 車両もロングシートの107系が行き交うだけである。
18きっぷ旅行の際、本数の少ない上郡〜岡山間の山陽本線のバイパスとして利用できる。 播州赤穂までは新快速も乗り入れる。ただし景色は地味。
橋からの海の眺めもすごいが、瀬戸大橋のあまりの巨大さにただただ圧倒されてしまった。 この線も強風時は運転見合わせが多いので注意したい。
「埼京線」という通称がすっかり定着し、今や正式名称である「赤羽線」と言って通じる人は少ない。 ラッシュ時の混雑ぶりは首都圏でもワースト5に入る。
この線も、東半分は埼京線、西半分は八高線と一体となり完全に運行系統が分断されている。 10連の205系が単線区間を行く姿はやっぱり変。
白新線の印象と言われても… 田んぼが広がっていた印象しかない。完全に羽越線の一部と化している。
初めて青函トンネルを通った時は感動したが、延々とトンネルの中を走るので実は退屈な線である。 2016年の北海道新幹線開業とともに、在来線の定期旅客列車の運転は終了。
電化区間でありながら普通列車は気動車で運行。津軽海峡がよく見え、車窓は悪くない。 木古内〜江差間は北海道らしい原生林が続く区間だったが、2014年に廃止された。残る区間も2016年に三セクに移行。
関東平野の淵を走る。北部はいまだに非電化で、気動車が2両か3両で走る。 首都圏から最も近いローカル線である。
八高線同様、関東平野の淵を走る。ただこちらは電化されており、起伏も少なく八高線ほどローカルムードは無い。
この線を乗り通せば、オホーツクの流氷と釧路湿原が同時に見られる素晴らしい路線。 ローカル線の廃止が進んだ結果、オホーツク海に沿って走る路線はここだけとなってしまった。
白滝・遠軽間の峠は特急でも低速でしか走れないほどの難所。 この区間の沿線はほぼ無人地帯であり、普通列車は一日一往復しか走らない。
ご存知、ディズニーランド利用者御用達の線。 沿線の風景は観光地、新都心、高層マンション、工業地帯とめまぐるしく変わる。 ただ、東京駅での乗換えは不便である。
札幌と新千歳空港、函館方面を結ぶ大動脈。 北広島のあたりは札幌近郊にも関わらず原野が残っており驚いた。
JR全線で5本の指に入る地味な線ではないだろうか。路線も短くて、乗車した印象がほとんど無い。
ドアボタン付きの205系が走る。車両は近代化されたがあいかわらず単線であり、 気動車時代ののんびりした雰囲気がどこかしら残っている気がする。
三浦半島は急峻な山が多い。その結果トンネルがやたらと多く、 両方をトンネルに挟まれた田浦駅はホームが短いため一部のドアが開かない。
この線も通勤線とは思えないほど斜面とトンネルが多いが、 急斜面にもびっしり家が建っていて驚く。見所は桜木町あたりの夜景か。
元々この線を走りとおす列車は皆無だったが、北陸新幹線開業の影響で路線が三分割されてしまった。 柿崎から鯨波にかけては海沿いを走り、景色も良い。
東部の電化区間は、猪苗代湖も見えず見所は少ない。むしろ非電化区間の方が、 急峻な渓谷が見られ印象深い。最近はSLも走っている。
長野新幹線と同じく、トンネルばかり。この線は上越国境で標高の高い谷川岳を越えるため、 冬場などは太平洋側と日本海側の気候の違いを実感できる。
比較的地味な線だが、険しい渓谷も見られ車窓に飽きることは無い。 沿線は豪雪地帯でもあるため冬にもう一度乗ってみたい。
この線は仙台市内と山形市内しか通過せず、快速も頻繁に運転されているのだが、 それがとても信じられないほどの山奥を走る。
日本三景の松島を車窓から見ることができる。最近は元山手線の205系が改造の上導入され、 クロスシートやトイレも設置された。
「湯けむりライン」の名の通り、沿線には温泉が多い。 車窓は地味なので、途中下車して鳴子あたりの温泉につかるのも良いかも。
加茂・亀山を境に運転系統が3分割されている。 非電化区間は蒸気時代の長いホームが未だに残り、過去の栄光を忍ばせる。
佐倉からしばらく成田線と併走するが、成田線が複線なのに対しこちらは単線。どちらが本線なのか分からない。 単線区間に入ると急に寂れた雰囲気に変わる。
勝浦あたりで海が見える。途中の行川アイランドは、隣接する遊園地が閉園してしまい虚無感が漂う。
総武線は「しおさい」という名の特急が走っていながら海が全く見えないが、 こちらは末端部に入ると良く海が見える。
八高線北部と並び、首都圏では数少ない非電化路線。末端部は結構な渓谷沿いを走り、 房総半島にもこんな所があるのかと驚いた。
丹那トンネル開通前は東海道線で、かつて複線だった跡が全線に渡って見られる。 東名高速とほぼ全線に渡って併走するため景色は似ている。
西富士宮を境に本数が大きく変わる。西富士宮を過ぎた辺りで見える富士市街の眺めがなかなか良かった。
野辺山は日本一標高の高い駅として有名。東京から最も近い高原路線で、東京から日帰りでの完乗も可能。
沿線には温泉が点在している。終点・大前は本数が少なく寂れた終着駅として有名。 途中の川原湯温泉付近には「日本一短いトンネル」というのがあったが、ルート変更に伴い廃止された。
青梅までは中央線の支線と化している。青梅から奥多摩までは人口の少ない山の中を行くが、 土日を中心に中高年のハイカーが多く混んでいる。
こちらは青梅線と異なり、山の中に入る前に終わってしまう。 終点五日市は山あいの静かな町だが、それに似合わず立派な高架駅である。
天竜川沿いの険しい渓谷を走る部分がやはり圧巻。全線を普通列車で乗り通すと実に6時間を要する。 そのため普通列車には珍しく車内販売も行われていたのだが、廃止されてしまった。
南小谷より北の非電化区間はたびたび災害に見舞われている。 災害復旧時に造られた真新しい鉄橋や堤防などを見ると、この地の自然の厳しさが分かる。
完全な夜間に乗車してしまったため、車窓は分からず。 私の乗った時はボロボロの気動車が車体を激しく振動させながら走っていた。
北陸線が交流電化なのに対し、この線は直流。 かつては直流専用の旧型国電が走っていたが、末期は北陸本線の交直流車が乗り入れていた。 富山ライトレール移管に伴い、JR路線としては廃止扱いとなった。
だだっ広い信濃川沿いを淡々と走る。似たような景色が延々と続くので少し単調かも。 この付近は豪雪地帯らしいので冬乗ると印象が違うかもしれない。
平行道路が冬季通行止めになるという理由で廃止を免れた驚異的な線。 過疎地帯を走るため、全線を走破する列車は非常に少ない。 峠越え区間は鉄道ファンしか乗っていなかった。
小山駅構内のみが直流、他は交流。両毛線と同じく平野部を行く路線かと思っていたが、 筑波山の裾を走る辺りは意外と起伏がある。
有名な袋田の滝が沿線にあり、春秋には臨時列車もが走る。支線の終点常陸太田には、 かつてローカル私鉄の日立電鉄が乗り入れていた。
磐越西線と違って沿線にめぼしい観光地も無く、至って地味な路線である。 小野新町〜いわき間は本数が少なく、乗りつぶしの意外な難所である。